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黒革の手帖 好調理由の1つは脇固める役者のキャスティングの妙

8/2(水) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 武井咲(23)主演の『黒革の手帖』(テレビ朝日系)が好調だ。平均視聴率は初回放送が11.7%、第2回が12.3%とともに二桁越えをマーク。下馬評では「CM女優のイメージが強い武井にこの大役は務まらないのでは?」との声も多かったが、「銀座のママ」という色気ある役どころで新境地を開拓している。ただ、忘れてはならないのは彼女の脇を固める俳優陣の活躍。元テレビプロデューサーで上智大学教授(メディア文化論)の碓井広義さんも、好調な滑り出しを見せた要因の一つは「キャスティングの妙にある」と分析する。
 
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 今回の『黒革の手帖』放送前には、23歳の武井さんが銀座のママを演じるのは「若すぎる」という指摘がありました。正直私も「大丈夫かな」と思いましたが、ふたを開けてみたら「大健闘」といえる内容だと思います。ただ、武井さんが「若い」というハンデを克服できたのは、彼女の裏で支える制作陣の創意工夫があったことも忘れてはいけません。

 まず挙げられるのは、「銀座最年少のママ」という設定です。将棋の藤井聡太四段に代表されるように、今年のキーワードの一つは「最年少」。その言葉ををさりげなく入れているのがいいですよね。2004年放送の『黒革の手帖』で主演を務めた米倉涼子さんの強烈な印象を払拭するのに、「いい設定を見つけたな」と思います。

 そして武井さんの脇を固める俳優陣のキャスティングにも光るものがありました。武井さんは彼らが引き起こす波に乗っかるだけで充分というくらい、一人ひとりが見事にそのキャラクターを演じきっています。

 真矢ミキさん(53)は、お母さん役からキャリアウーマン役まで幅広くこなしますが、銀座のママがぴったり似合います。「こんなママがいるお店に通ってみたいな」と思わせるくらいの風格が漂っています。「古きよき銀座のママ」を演じている時の真矢さんは、『ビビット』(TBS系)に出ている時よりも生き生きしているように見えます(笑い)。

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