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消費マインドの冷え込む中、いかにモノを売るか? ジャパネットたかた創業者、髙田明氏に聞く

8/2(水) 12:00配信

BEST TIMES

髙田さんに聞く、30問30答。最終回です。モノを売るために大事なこととは何か? 

――モノを売るために大事なことは? 

 自分たちが本当に良いと思うモノを選ぶことはとても大事です。メーカーさんからご提案いただいたものを、良いものかどうか、お客様の生活をより良くするものかどうか、きちんと私たちなりの視点で検討させてもらいます。
 

 今の時代、モノを売るというのはとても大変なことだと思います。景気は上向きだと言われることもありますが、一方で消費マインドは冷え込んでいると思います。それだけ魅力的な商品、モノでなければ売れないんです。特に、家電はほとんどの家庭ですでに持っていますから。 

 そんな時代にモノを売るには、モノの良さをしっかり伝えることが重要です。レイコップ(布団除菌クリーナー)の話が前回出ました。

 性能や使い方を伝えることはもちろん重要ですが、なぜこの商品を使っていただきたいのか、それをしっかりお伝えできたことで、多くのお客様に買っていただくことができたのだと思います。レイコップでわたしが伝えたかったのは、時代背景が随分変わってきたということです。

 昔は、みんな布団を外に干していました。でも、今はPM2.5や花粉、大気汚染なんていう問題もあって、干したくてもなかなか外に干せない。布団を干す時の上げ下ろしには体力も必要ですしね。布団を清潔に保てなければ、快適な睡眠、ひいては健康は維持できません。

 レイコップには、今に生きる私たちの生活を良くする、果たす役割があると思った。それを伝えたかったのです。結果的に、それはものすごくうまくいったと思います。

 レイコップは、発売当初はまったく売れませんでした。でも、前回お話しした通り、コンセプトを見直し、布団クリーナーに特化してご紹介した。そこにはもともと「アレルギー疾患に悩む患者をひとりでも減らしたい」というメーカーの想いもありました。わたしたちはそのメーカーの想いや商品の価値をいかにして伝えるかをとことん考え抜きました。それがお客様に伝わったからこそ、ヒットしたんだと思いますね。

髙田明さん連載は本日で終了です。1カ月間、ご愛読ありがとうございました! 

取材・文:BEST TIMES編集部 写真:中倉壮志朗

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