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【バスケ】「あと1点」届かなかった兄の背中 明成・八村阿蓮が全国ファイナルで感じた「差」

8/2(水) 19:24配信

THE ANSWER

インターハイ決勝、1点差で惜敗…U-19代表の兄・八村塁に続く日本一ならず「気持ちの差」

 全国高校総体(インターハイ)は2日、男子バスケットボール決勝で明成(宮城)が福岡大大濠(福岡)に60-61で惜敗し、2年ぶりの優勝を逃した。大会注目の八村阿蓮(3年)はOBの兄・塁(現・ゴンザガ大)に続く日本一はならず、「力を出し切れなかった」と悔やんだ。

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 コート上に呆然と立ち尽くした。

 58-61で迎えた最終ピリオド残り2秒。相原アレクサンダー学(3年)がシュートを決め、相手ファウルでバスケットカウントワンスローを得た。しかし、決めれば同点の1本はリングに嫌われ、そのまま試合終了。逆転Vの夢は、あとわずかのところで途絶えた。

 前半はリードしながら逆転負け。「あと1点、出し切るところで力を出し切れずに終わってしまった。(後半は)我慢してやっていこうとしたけど、逆転しきれずに悔しいです」と八村は放心状態で語った。

 偉大な背中を追いかけて挑んだインターハイだった。2年前、U-19日本代表・兄の塁が中心となり、悲願の初優勝を達成。当時1年生だった阿蓮は大会前、兄から「頑張れよ」とメールをもらった。

「兄が優勝しているので自分も」…叶わなかった日本一、冬へ誓った“進化

「兄が優勝しているので、自分も優勝したいという気持ちだった」。しかし、順調に駒を進めた決勝では相手のプレッシャーも厳しく、パスがなかなか回って来ないまま、1点差に泣いた。

「自分がもっと呼んで気づかせてあげればよかった。リバウンドも周りがミスマッチだったのに、自分が拾いにいけなかった」

 試合後、196センチの体に敗因を一身に背負い込んだ背番号8。兄に続く、3年生でのインターハイVはならなかったが、高校生活はまだ終わったわけではない。

「チームとしても自分としても課題が多く見つかった。最後は気持ちで越されて負けてしまった。気持ちの差。まだまだ力が足りない」

 さらに「冬までにイチから、基礎から練習をし直して、冬に絶対に強くなって戻ってきたい」と前を向き、進化を誓った。もうひと回り大きくなって全国のコートに帰ってくる。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:8/2(水) 19:49
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