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内山昂輝、『DEVILMAN』“不動明”役は想定外だった!? 「Netflixアニメスレート2017」レポ

8/2(水) 21:35配信

リアルサウンド

 本日8月2日、東京国際フォーラムにて、Netflixオリジナル新作アニメの発表イベント「Netflixアニメスレート2017」が開催され、第3部ではゲストに、アニメーション監督の湯浅政明、女優・声優の福原遥、声優の内山昂輝、村瀬歩が登壇。これまで未公開だったタイトルが発表された。

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 まずは、総合司会のニッポン放送アナウンサー吉田尚記と、ゲストMCの福原が登場。白いワンピースを身にまとい、赤い靴を履いた福原は、「私、『ソードアート・オンライン』の(キャラクター)ユイちゃんが好きで、ユイちゃんをイメージして白いワンピースを着てきたんです。あと、Netflixの(イメージカラー)“赤”を足元に」と、本日の衣装のコンセプトを説明しつつ、アニメ好きであることをアピールした。

 続いてラインナップの発表に移り、『バキ』、『Knights of the Zodiac: 聖闘士星矢(仮)』、『LOST SONG』、『ソードガイ The Animation』、『A.I.C.O. -incarnation-』、『B:the Beginning』の6タイトルが順に挙げられていく。

 『バキ』は、単行本累計発行部数6300万部を突破した、板垣恵介による同名人気コミックをアニメ化した格闘アクション。「最強」×「最凶」×「最愛」=「究極の格闘伝説」が、キャッチコピーである。『Knights of the Zodiac: 聖闘士星矢(仮)』は、女神アテナを守るために“聖闘士”と呼ばれる戦士となって闘う少年・星矢の成長と冒険を軸に物語が展開される、車田正美による人気コミック『聖闘士星矢』をリメイクしたアクション・アドベンチャー。「銀河戦争篇」から「白銀聖闘士篇」までを描く。

 『LOST SONG』は、声優・田村ゆかり、歌手・鈴木このみのダブル主演で描くオリジナル王道ファンタジー。さまざまな奇跡を生む“歌”を唄うことができる二人の少女が、それぞれ過酷な旅へと誘われる模様を描く。『ソードガイ The Animation』は、武器に魅入られた人間たちと武装魔の、人類滅亡をかけた戦いをテーマにしたバトルアクションファンタジー。『A.I.C.O. -incarnation-』は、『鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星』の村田和也監督と『僕のヒーローアカデミア』のアニメ制作会社ボンズがタッグを組んだオリジナルバイオSFアクション。2035年、近未来の日本を舞台にしている。『B:the Beginning』は、オーバーテクノロジーが存在する世界、群島国家「クレモナ」を舞台に繰り広げるクライムアクション。映画『キル・ビル』のアニメパートを担当した中澤一登監督と『攻殻機動隊』シリーズなどのアニメ制作会社プロダクションI.Gが贈るオリジナル作品だ。

 最後に、先日Netflixにて配信されることが発表されたアニメ『DEVILMAN crybaby』のタイトルが挙がり、メガホンを取った湯浅政明監督が登場。製作状況を聞かれた湯浅監督は、「結構順調に進んでます。脚本、絵コンテ終わりまして、今アフレコも最終話近くの原作通りでいうと大変な場面をやっているところです」と説明した。会場では、最新のPVが公開され、湯浅監督は「今回は人間のキャラも出てきて、現代版アレンジが垣間見えるPVになっています」とコメント。

 そして、PVとともに発表された不動明の声を務める声優・内山昂輝と飛鳥了の声を務める声優・村瀬歩が登場。声の出演が決まった時の心情を聞かれた内山は、『ピンポン THE ANIMATION』以来、2度目の湯浅監督作品出演への喜びを語る一方で、「不動明って聞いたときに大変驚きまして、僕、オーデションには行ったんですが、明役を受けていなくて……」と驚きの事実を告白した。さらに、「飛鳥了という村瀬くんが演じることになった役を受けただけなので、僕一言も明役としてテストを発さずに決めていただきました」と続ける。

 これを聞いた湯浅監督は、「みんなで話し合った結果、お二人で決選投票になって、どっちもすごく良かったのですが、ちょっと人間じゃないような深い何かが入っている村瀬さんの喋りが了だなってなったんです。けど、内山さんを推す声も多くて」と話し、「内山さんは『ピンポン THE ANIMATION』のときも、感情を表に出さないような役をやっていただいたので、またそういう役だと面白くないなと思ってました。そんな中、デビルマンやっちゃえばいいんじゃないのって話が出て、それだったらいいよねってなったんです。本当に勝手にスタッフの会議で決めちゃいました」と内山本人も知らなかったキャスティングへの経緯を明かした。

 普段テレビアニメなどで活躍している内山と村瀬だからこそ、台本をもらうたびに、セリフの過激さに驚いていたという。村瀬は「かなり攻めた内容。ギリギリの超えちゃいけなそうなラインを平気で踏み越えてきます」と笑いながら口にした。だが、アフレコ現場は穏やかで和気藹々としているのだとか。

 最後に、湯浅監督は「色んなところにこだわっています。声もこだわっていますし、音楽的なフィーチャーもあります。現代的な話にするために、不良グループを今風のヒップホップクルーみたいなキャラクターにしています」と作品への自信を滲ませ、会場を後にした。

戸塚安友奈