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向谷実「“乗り鉄”必見 僕流のローカル線、廃線の旅の楽しみ方」〈dot.〉

8/5(土) 7:00配信

AERA dot.

 JR発足から30年、今もなお日本各地で鉄道路線の廃線が相次いでいる。近年を見渡しても2014年3月のJR東日本岩泉線の廃止を皮切りに、5月にJR北海道江差線、16年12月には同・留萌本線の留萌~増毛間と続く。さらに、18年3月末にJR西日本三江線、19年3月にJR北海道石勝線夕張支線の廃線が予定される。そこで、鉄道音楽家として活動し、「乗り鉄」の向谷実さんに、存廃の岐路に立つローカル線の旅の魅力について語ってもらった。

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 近年は僕のことを、元カシオペアの向谷実からすっかり鉄道ファンの向谷実と見る人が多くなりました。もちろん鉄道は大好きなのですが、その中でも特に「乗り鉄」だったりします。休みの日ができるとよく鉄道で地方に旅に出ます。

 以前書いた記事でも触れたように、「快速」になっている観光列車を目当てに乗りに行くことも多いのですが、そろそろ廃線になりそうな路線がわかると、率先してそこに乗りに行くこともあります。去年の1月にはJR北海道の留萌本線の留萌~増毛間が廃線になるというので、急行「はまなす」に乗って乗りに行ったことがあります。「はまなす」もまた北海道新幹線の開業に伴いなくなってしまいました。この時は、「はまなす」で札幌まで行き、そこからは函館本線の特急に乗り換えるのではなく、札沼線で新十津川駅まで北上し、そこから滝川駅で乗り換え、増毛へと向かいました。札沼線の北海道医療大学~新十津川の区間も、現在廃線の検討がされていますね。今年の6月には、同じく北海道の石勝線夕張支線(新夕張~夕張)に乗りに行ってきました。ちょうどメロンがとれたての時期でしたので、夕張メロンがすごく美味しかったです。

 西のほうでは、2015年9月にJR西日本の木次線にも乗りに行きました。木次線は出雲市から備後落合の間を発着しているトロッコ列車「奥出雲おろち号」に乗りました。「おろち号」では、乗車前日までに電話で予約をすることで、途中の八川駅から「本場手打ち八川そば」を買うことができるのですが、この時弁当を運んできた人が僕のファンで、カシオペアのレコードのジャケットまで持ってきて下さったんですね。そこで「サインお願いします」と。停車時間1分ぐらいしかないのですが、まさかサインすることになるとは。そうしたら同じトロッコに乗っているお客さんもみんな「誰だ誰だ」となって、車内でサイン会が始まってしまいました。こんなところまで僕の名前が知られているのかと思うと、嬉しい思い出でした。

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最終更新:8/5(土) 11:07
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