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「新田真剣佑として岡田将生(虹村形兆)を愛そうと思いました」

8/3(木) 20:00配信

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自分にしか演じられない億泰を演じようと思った

 実写映画化が発表された際に日本中が湧いた『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』。スタンドと呼ばれる特殊能力を操り、前衛的なファッションに身を包むキャラクターを誰が演じるのかも議論の対象となったが、スタンド使いのひとり・虹村億泰を演じるのが新田真剣佑だ。

「撮影中はずっと僕も億泰でいましたし、映画を見るときは新田真剣佑だと思わずに見てほしいです。実は眉毛も本当に剃っています。スペインでのロケ中は、この状態でバルセロナを歩いたりしていたので、絡まれなくて本当によかったなと思います(笑)」

 虹村億泰は、この映画では重要なキャラクターとなる虹村形兆の弟。単純で直情的な性格の持ち主だが、恐ろしく破壊的なスタンドの能力も持っている。

「原作やアニメも見させていただきましたが、億泰はやはり『100%同じ』に演じることはできないキャラです。衣装を着てヘアメイクをして、さあ億泰になった…という段階でも掴めないことは多かったですが、三池監督と相談しながら、自分にしかできない億泰を作ることができました。三池監督は、まずは俳優に自由に演技をさせてくれる方。自分の考えてきた演技をやってみて、監督から意見があれば変え、僕も変えたいと思うことがあれば変えて…という形で、信頼していただきながらお芝居ができたので、とてもやりやすかったです」

 彼が考える億泰の魅力は「素直さ」だと言う。「『おれはバカだからよ』というセリフが実際にありますし、たまにヘマもしますが、味方にするととても心強いヤツなんです」と語る。

「素直でピュアなところを大事にしようと思いながら、まっすぐに突っ走っていく億泰を演じました。また、兄貴の形兆のことを愛しているので、僕も億泰として形兆を愛そうと思いましたし、新田真剣佑として岡田将生(形兆役)を愛そうと思いました。彼の後ろをヒヨコみたいにずっとついて回ってましたね(笑)」

 最後にジョジョの魅力と、実写映画化された本作の魅力を聞いた。

「スタンドというのはジョジョの世界にしかないものですし、それぞれのキャラクターが違う力を持っていて、それが悪にも正義にも使われる。この映画では主人公の仗助の家族の問題も、友情の問題も描かれますし、町の平和を守るために敵とも戦います。本当に『奇妙な冒険』ですけど、自分も冒険に出ているような楽しさを味わえる映画ですね。CGもハリウッド映画顔負けのクオリティですし、傷が治る瞬間や、スタンドが出てくる瞬間の動きのスピード感はすごかったです」

「この世にスタンドが存在した2時間」を楽しめる本作。原作ファンも初ジョジョの人も必見だ。

取材・文/古澤誠一郎

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