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大会連覇の立役者16歳FW久保が明かす 「明確に成長した」と自負する部分とは?

8/3(木) 7:40配信

Football ZONE web

日本クラブユースサッカー選手権決勝で決勝ゴール FC東京U-18を大会連覇に導く

 チャンスを演出し続けた16歳が、最後の最後で主役の座を奪った。第41回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会決勝、FC東京U-18対浦和レッズユースが行われ、FW久保建英の決勝ゴールなど2-0でFC東京が勝利。同大会連覇の立役者となった久保は「自分がチャンスを作るという形も途中から意識してやっていきました」と手応えを口にした。

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 表彰式で昨年と同じく歓喜した久保は、試合後の取材では相変わらずの冷静さだった。一進一退の攻防が続く展開のなか、背番号15が光ったのはスコアレスのまま推移した後半34分のこと。久保が左サイドでボールを受けて攻撃を展開すると、ゴール中央に入り込んだMF小林幹のパスを受け、左サイド角度のないところから左足を一閃。この日好セーブを連発した浦和GK河畑光のニアサイドを突き破り、先制点をゲット。均衡を破る攻撃のスイッチを入れたのも、フィニッシュワークで仕留めたのも久保だった。

「小林選手から良いスルーパスが来て、落ち着いて流し込むだけでしたし、去年から小林選手とは良い関係性を築けています。残り時間が少ないなか、その前に相手の良い位置で直接FKがあったりという非常に苦しい時間帯に結果を残せました」

 中学3年生ながら大会得点王となった昨季の同大会について、メディアもその活躍ぶりを伝えた。そして迎えた今大会、得点こそ決勝戦のみだったとはいえ、別の意味で確かな感触を得たようだ。

決勝点後には16歳らしい一面も

「去年は決勝の舞台では20分ぐらいしかプレーしていませんでしたが、今年はフルで出場できました。そこは明確に成長した部分だと思いますし、試合を通して、去年は先輩たちに支えてもらって、作ってもらったチャンスを自分がしっかりと決めるという形でしたが、今年は自分がチャンスを作るという形も途中から意識してやっていきました。なかなか(自分が)点を取れない試合もありましたが、良かったと思います」
 
 準決勝の川崎フロンターレU-18戦では「得意な形になっています」と話した左サイドの突破から、相手がラストパスを警戒したところシュートを放って原大智の先制点を導く。そしてこの日も、その左サイドからチームを勝利に導く一撃を叩き込んだ。

 プレーでは冷静沈着さが目立つ久保だが、決勝点後には会場で声援を送っていた応援団のもとへと走り歓喜の声を挙げるなど、16歳らしい一面も垣間見せた。「去年に続いて2年連続で、西が丘というホームのような場所で優勝できたことは嬉しいです」と多くのファンが駆けつけたファンにも感謝を告げた久保。試合に多く絡み、着実に成長を遂げるなか、充実の時を過ごしている。

茂野聡士●文 text by Satoshi Shigeno

最終更新:8/3(木) 7:40
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