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ビッグ&ワイド&トレーン!? ──ファセッタズム 2018年春夏コレクション

8/3(木) 11:27配信

GQ JAPAN

ディテールにこだわったファセッタズムの最新コレクションを紹介する。フィナーレに登場したデザイナー落合宏理のファッションにも注目だ。

【ファセッタズム 2018年春夏コレクション すべてのルックをチェック】

ビッグなデニムのオーバーオールに、長~いテールの燕尾服。2枚重ねたフォーマルベスト。ウィングカラーのホワイトシャツには同じ素材のマントケープが付いている。そんなフォーマルとカジュアルの融合は、ドット柄のスウェードコート(ピンクだ!)や、ベロアのオールインワンへと発展していく。

トレンドのアイテムもしっかりある。2018年のストリートシーンでは絶対はずせない、ワイド幅のひざ丈ショーツ。ポルカドットのサテンのパジャマスーツ。水玉のシャツはアロハの次に、来春夏着たいアイテムである。ショーツやスラックスのサイドにはしばしば、ボールチェーンが即章としてあしらわれる。スタッズよりソフトな印象のボールチェーン、これからメンズで流行るかも。

コルセットを締め上げるコードのようなドローストリングを、襟元に配したトレンチコート、ジッパー開きで肩見せするなどアレンジ自在の、サテンの変形スタジャン。そしてやはり、ジッパーで長いトレーンをつなげた、アウトドア感覚のブルゾン。いざとなったら木の枝とこの裾で、テントを張ることもできそうだ!?

さまざまなディテールのウィメンズ・ルックも多く登場し、渾身の力でデザインしている、という「熱さ」が伝わってくる。

でも、実は一番好きだったのは、最後に現れたデザイナ-、落合宏理(ひろみち)氏が着ていた、少しルースなロゴ入りTシャツと、タータンのキルトショーツの組み合わせだ。ほんの少し折り上げて着たTシャツの袖、その広めのアームホールや身幅が絶妙で、ロゴの大きさやフォントも可愛く、あえてキルトの裾のほうに留めた、金色の安全ピンの具合もよかった。

「こういうの、ないのかな?」と後で写真を探すと、あったではないか。ルックの8番。シャツとセットアップになるタータンのキルト。肩の部分をジップで開けられるデニムジャケットの下で、よくわからなかった。

力のこもったコレクションもいいけれど、たまにはさらっと系スタイリングも見たい気もする。

Words: Chiyumi Hioki

最終更新:8/3(木) 11:27
GQ JAPAN

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