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アンジェリーナ・ジョリーが監督作品のキャスティング方法が児童虐待に当たるとされたことに反論

8/3(木) 19:36配信

ハーパーズ バザー・オンライン

最新監督作品『First They Killed My Father: A Daughter of Cambodia Remembers(原題)』をカンボジアで撮影したアンジェリーナ・ジョリー。映画の子役オーディションについて『ヴァニティ・フェア』誌に語ったところ、そのキャスティング方法が児童虐待に当たるとして批判の声が殺到した。

この映画ではカンボジアで起きた、ポル・ポト率いるクメール・ルージュの大虐殺が描かれている。原作者ルオン・ウンの子供時代を演じる子役を探すため、児童養護施設を訪れたアンジェリーナとキャスティングディレクターは、子供たちに“キャスティングゲーム”を行ったのだそう。そのゲーム内容とは子供たちにお金を与えて、そのお金を取り上げるというもの。
最終的にアンジェリーナは、スレイ・モックという少女を主役に抜擢。彼女を選んだ理由について、「スレイは唯一、お金を長い間ずっと見つめていた。そのお金を返すよう指示されると、彼女はとても感情的になった。あらゆる感情が溢れてきたのだと思う。お金の使い道をスレイに聞くと、亡くなったおじいちゃんの葬儀を行うお金がないことを教えてくれた」と語っている。

この一連の騒動に対しアンジェリーナは、次のような声明を発表し事実と異なる報道に反論した。「子供たちから本物のお金を取り上げたというのは間違いですし、もし本当にそのようなことがあったとしたら、私も激怒したことでしょう。私たちは映画のワンシーンをもとに子供たちに即興の演技をお願いしましたが、それを実際に起きたこととして報道されたのはとても不快に思います。この映画は、戦争下で子供たちが直面する恐怖を語り、彼らを守るために立ち向かうことの大切さを表現しています。オーディションから製作、そして現在に至るまで、子供たちが安全で心地よく、そして健康でいられるようすべての面を配慮してきました」

大虐殺の生存者でプロデューサーのリティ・パニュも「映画『First They Killed My Father: A Daughter of Cambodia Remembers(原題)』のキャスティング方法にまつわる誤解を解きたい。この映画の製作には数多くの子供たちが協力してくれました。そのためアンジェリーナも私も子供たちに細心の注意を払い、紛争の記憶を大切にしながら、その再現に手を貸してくれた人たち全員と良好な関係を育むことにフォーカスしました」とコメント。

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