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シカゴで開催された初のリアルイベント「ポケモンGOフェスト」で何が起こったか?

8/3(木) 7:30配信

@DIME

現地時間7月22日(日本時間7月23日)に、アメリカのイリノイ州シカゴで、ポケモンGO初となるリアルイベント「ポケモンGOフェスト」が開催された。

【写真】シカゴで開催された初のリアルイベント「ポケモンGOフェスト」で何が起こったか?

前日の夜から雷雨に見舞われ、当日も荒天の予報だったのだが、予報はまったく外れ、夏の日差しが厳しい晴天の開催となった。

ポケモンGOフェスタはシカゴのグラントパークに特設された会場にて行われ、前売りチケットは2万枚が用意された一大イベント。イベントの概要は、参加者や世界各国のトレーナーが一定数のポケモンを指定された時間内に集めるキャッチチャレンジが行われ、その結果によって伝説のポケモンが会場内のジムに出現し、伝説ポケモンとのレイドバトルが繰り広げられるミステリーチャレンジを行う。ミステリーチャレンジで見事勝利を収めると、全世界のジムでも伝説ポケモンのレイドバトルが解禁されると言う流れだ。また、キャッチチャレンジは、チームミスティック(青)、チームヴァーラー(赤)、チームインスティンクト(黄)の各チームに分かれてポケモンゲット数やジムバトルの勝利数などを競いあうようになっている。最終的にポイントが多いチームのカラーに準じた伝説ポケモンも出現する予定だ。

グラントパークには世界各国からポケモントレーナーが集結しており、ポケモンGOの人気の高さを改めて確認する結果に。会場には事前登録したトレーナーのみが入ることができ、その中にあるポケストップやジムは入場時に配布されたQRコードを読み込ませないと、開放されない仕組みだ。会場内のみにレアポケモンが出現されるようになっており、南米のみに出現するヘラクロスや出現率の低さで見たことがない人が多いアンノーンが出現した。他にもブルーやエアームド、ポリゴンなどのそこそこレアなポケモンも多く出現した。

各チームのブース前、メインステージ前のジムでは定期的に同じボスポケモンが出現するイベント用レイド戦が頻繁に行われており、そのレイド戦にはレイドチケットを使わずに参加することができていました。登場したボスポケモンは普段レイドバトルには登場しないピカチュウが出現し、星4つの強力なボスポケモンのサイドン、バンギラス、ラプラス、リザードンが次々と出現した。会場内のレイドバトルはレイドチケットがなくても参加することができたので、思う存分レイドバトルを楽しめていた。

と、開始当初はまさにお祭り騒ぎで賑わっていたいたが、次第に通信環境が悪くなり、ゲームを進行できない人が多く発生。運営にプレイができないと訴える人もおり、キャッチチャレンジまではできたものの、ミステリーチャレンジを中止せざるを得なくなってしまった。通信環境の悪化は、ポケモンGOのサーバーが原因かと思われたが、実際にはポケモンGO以外のアプリでも通信環境が悪くなっており、回線自体に問題があったと思われる。今回ポケモンGOフェストに参加した記者やライターの間では、日本ほど大量トラフィックが発生するイベントの経験が少なく、その点において、知識も足りなかったように感じた。

原因はどこにあれ、イベントの進行が困難となったことは事実であり、これによりナイアンティックは、入場料$20の入場料の$20を返還し、さらに$100相当のポケコインを参加者に配布すると発表した。さらにグラントパーク内の特設会場のみだったレアポケモンの出現範囲を公演から2マイル(約3.2km)に拡大し、月曜日いっぱいまでその状態が続くとした。このことにより会場を退出し、シカゴの街なかでのプレイに移行する人が多数発生した。

その後、通信環境は多少回復したものの、ミステリーチャレンジを開催することは叶わず、代わりに勝利条件での出現となっていたルギアを無条件でレイドバトルに出現させることを発表。キャッチチャレンジのそれまでの集計により、3位がチームインスティンクト、2位がチームヴァーラー、1位がチームミスティックとなり、チームミスティックの象徴であるフリーザーも同時に今後のレイドバトルに出現することが決まった。伝説ポケモンによるレイドバトルは48時間以内に発生するとも発表された。さらにGOフェスト参加者にはルギア1体を配布すると言う多方面で侘び石を配り、イベントの中断による現状の回復に務めていた。

伝説ポケモン2体によるレイドバトルはほどなく解禁され、シカゴの街なかではルギアやフリーザーとバトルする為にジム周りには多くの人だかりができていた。

ポケモンGOの最初のイベントとしては、滞りなくいったとは言い難い感じではあったが、それでも、イベント参加者の多くは十分楽しめたのではないだろうか。今回は確かに伝説ポケモンを出現させ、ポケモンGOのトレーラーのミュウツー戦のように、参加者全員で伝説ポケモンを倒し、その感動を共有しつつ、全世界にも配信!と言うのが、美しい流れではあったのだろう。しかし、例えそれがなくても、参加者はみなポケモン関連のグッズで身を纏い、ポケモン談義に花を咲かせており、同じゲームを愛する人たちが2万人以上一箇所に集結し、同じ目的に邁進することはなかなか経験できないはずだ。ただただ楽しくて、嬉しくて、堪らない空間であり、時間であった。今回の失態をなかったことにするほど寛容である必要はないだろうが、こういった機会を与えてくれことに関してはナイアンティックに感謝したい気持ちは大きいだろう。

ナイアンティックのCEOであるジョン・ハンケ氏もまた来年開催したいと抱負を述べている。その前に日本では来月、横浜でピカチュウ大量発生チュウでもポケモンGOイベントが待っている。トレーナーの方々はそんな機会を逃さず、是非とも参加して欲しいところだ。

取材・文/岡安学

@DIME編集部

最終更新:8/3(木) 7:30
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