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新生浦和で起きる「本当の意味での競争」 堀監督が挑む前任者と異なるアプローチ

2017/8/3(木) 12:34配信

Football ZONE web

2011年に続くシーズン途中就任 立て直しのポイントは6年前とは正反対

 浦和レッズはクラブ史上最長となる6シーズン目の指揮を執っていたミハイロ・ペトロヴィッチ監督との契約を解除し、後任に堀孝史コーチを監督として内部昇格させた。この指揮官交代によって、チームにどのような変化が起きることが予想されるのだろうか。

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 堀監督がシーズン途中に誕生するのは、これが2回目だ。2011年に残留争いに巻き込まれたチームは、10月になってゼリコ・ペトロヴィッチ監督を解任し、当時ユースチームの指揮を執っていた堀監督をトップに昇格させた。その後、チームは苦しみながらもなんとかJ1残留を果たし、翌年からミハイロ・ペトロヴィッチ監督が就任。堀監督はコーチとしてチームに残った。

 11年当時の浦和は攻撃面で連動性に欠けており、FW原口元気(現ヘルタ・ベルリン)などによる個の能力頼みの攻撃になっていた。堀監督就任によって、そこに流動性と連動性を加えることで、短期間で一定の復活を見た。

 しかし、現在の浦和は違った状況にある。むしろ、攻撃の多彩さは折り紙付きだが、失点の多さがチームの大きな課題になっている。堀監督が立て直すべき要素は、6年前とはむしろ正反対と言えるのかもしれない。

「中心選手でも動きが悪いと思えば…」

 そうしたなかで11年当時の浦和を知るDF平川忠亮は、堀監督について「その時、その時の選手の状態を見る采配をする方ですね」と話す。そして「中心選手でも疲れて動きが悪いと思えば、代えるタイプ」とも話した。

 堀監督はチームの立て直しに向けて、ペトロヴィッチ監督とは違ったアプローチをするだろう。

 7月22日のセレッソ大阪戦に敗れた後、ペトロヴィッチ監督は「今のチーム状況を見ると、多くの中心選手の調子が上がらない状態が続いています。そこが今の我々の問題であると思います」と話した。調子が上がらないことを認識しながら、その中心選手たちをスタメンで起用。平川の言葉が6年後の今季も実践されるのであれば、こうした選手たちは入れ替えの対象になっていく。

 堀監督は就任にあたり「こういう苦しい状況のなかで、本当の意味での競争をしながら、本当に戦う準備のできている人間でゲームをやっていこう」という言葉を、選手たちに投げかけたと話している。6年前は4バックを採用した堀監督だが、当時とはそれまでの経緯も陣容も違う。ペトロヴィッチ監督が築き上げてきた3バックを継続するかは未知数だが、メンバーの流動性は高まっていくと予想される。

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最終更新:2017/8/3(木) 12:34
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