ここから本文です

ポルシェが超クールなワゴンを作ったぞ!──新型パナメーラ スポーツツーリスモに初試乗

8/3(木) 22:01配信

GQ JAPAN

ポルシェ パナメーラに新たな派生モデル、スポーツツーリスモがくわわった。これはパナメーラのワゴン版!? 荷室を大幅に拡大し、かつ5人乗りとなった話題の新型を、バンクーバーの試乗会場から小川フミオが速報でお届けする。

【この記事に関する、この他の写真はこちら】

■リアシートは2+1

ポルシェが開発し、2009年にデビューを飾った画期的なラグジュアリーサルーンがパナメーラだ。2016年には初のフルモデルチェンジを受け、より快適になり、かつスポーツカーのような操縦性に磨きがかかった。今回、同社が2017年3月に発表した新型スポーツツーリスモは、パナメーラの利便性をより高めた派生モデルである。

「ダイナミクス、快適性、多用途性の3本の柱が、従来のサルーンにさらなる選択肢を追加します」。ポルシェがプレスリリースでそう謳うスポーツツーリスモ。その特徴は、ルーフを従来のサルーン型パナメーラより後方に延長し、荷室容量を20リッター増加したこと。もうひとつは、リアシートを3人がけにしたことだ。これをポルシェでは「2+1」と呼ぶ。

2012年のパリにおける自動車ショーでプロトタイプを発表したところ好評だったため、そこから本格的に開発がスタートしたという。市販モデルは、プロトタイプからそう大きく変わっていないように見受けられる。じっくりと時間をかけてプロジェクトを煮詰める見本のようなクルマづくりだ。

「このクルマの開発にあたって上層部から指示されたことは“クーペのような美しさを”ということでした」。かつてポルシェのデザイナーが裏話を語ってくれたことがある。なるほど、実物にあらためて対面するとそれがよくわかる。

ラインナップはサルーン型のパナメーラに準じる。大きくいうと2.9リッターと3リッターの2種類のV6、4リッターV8、3リッターV6に電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド、それに3リッターディーゼルである。日本にはディーゼル以外の車種はすべて導入予定だ。

ベーシックモデルはパナメーラ 4 スポーツツーリスモ。3リッターV6ターボエンジンを搭載し、243kW(330ps)の最高出力と450Nmの最大トルクを発生する。その上にはパナメーラ 4S スポーツツーリスモが位置する。2.9リッターV6に2基のターボチャージャーを搭載。324kW(440ps)に550Nmと、よりパワフルだ。

ガソリンエンジンの頂点は、パナメーラ ターボ スポーツツーリスモだ。4リッターV8ツインターボエンジンにより404kW(550ps)と770Nmを誇る。

パナメーラ 4S Eハイブリッドは、4Sとおなじ2.9リッターV6ユニットに電気モーターを組み合わせている。システム合計の最高出力は340kW(462ps)、最大トルクは700Nmとなる。

駆動方式はセンターデフに電子制御を使ったフルタイム4WD。すべてのモデルで採用する。8段ツインクラッチ(PDKとポルシェでは呼ぶ)も同様だ。

1/3ページ

最終更新:8/3(木) 22:23
GQ JAPAN

記事提供社からのご案内(外部サイト)

GQ JAPAN

コンデナスト・ジャパン

2017年9月号
2017年7月24日発売

600円(税込)

『ベイビー・ドライバー』主演、アンセル・エルゴート登場/クルマが恋人の若者たち/10トップワールドニュース/三越ワールドウオッチフェア“明日”のヴィンテージ時計