ここから本文です

【サッカー】決勝に導くスーパーセーブ炸裂 流経大柏、守護神・薄井が目指す「和製ノイアー」

8/3(木) 21:28配信

THE ANSWER

PK献上もGKの好守で主導権を渡さず、強豪・前橋育英を撃破

 守護神が名誉挽回のPKセーブでチームを救った。

 全国高校総体(インターハイ)は3日、男子サッカー準決勝で前回準優勝の流通経済大学付属柏(千葉)が前橋育英(群馬)を1-0で下し、2年連続の決勝進出を決めた。

【動画】矢のような弾道でゴールを強襲…元ブラジル代表の10番リバウドのDNAを受け継ぐ息子リバウジーニョが見せた豪快な弾丸ミドル

 流経大柏の完封勝利の裏側には、守護神のPKストップがあった。1点リードで迎えた後半、追加点のチャンスを逃し続けると、わずかなミスを突かれた。前橋育英がパワーのあるFW宮崎鴻(3年)を前線に投入。流経大柏は、先発したDF加藤蓮(3年)が通常のマークに付き、空中戦の競り合いは関川郁万(2年)が担当するという守備をしていたが、相手のポジショニングに惑わされてハイボールを競ることができなかった。

 宮崎のヘディングに合わせて動いた前橋育英のFW高橋尚紀(2年)に抜け出され、止めに入った流経大柏のDF瀬戸山俊(3年)がファウルの判定を受けて、PKを献上した。決められれば同点となり、沈黙していた相手が勢いに乗ることは間違いなかった。

 ところが――。高橋のキックを流経大柏の守護神、薄井覇斗(3年)がスーパーセーブ。左に飛んでシュートを弾き、試合の主導権を渡さなかった。

通常のシュートよりもPKストップに自身「PKになった瞬間はやったと思った」

 薄井は小学生時代からPK戦で負けたのは1度だけで、通常のシュートストップよりもPKストップに自信がある。心の中で大ピンチを歓迎していたという。

「PKには自信があります。今までの試合で全然活躍できなかったし、昨日は自分の(ロングスローに対する処理の)ミスで失点したので、取り返そうと思っていました。でも、なかなか活躍する場面が来なくて、あのPKになったので、自信を持って飛びました。相手が蹴るまでニヤニヤしてしまうのが、なかなか止められなくて、正直に言って、PKになった瞬間は、やったと思いました」

 チーム内のPK練習ではそれほど止めない。「何度も練習をすると、蹴る(確率の高い)コースが先に分かってしまうので(逆に迷って)思うように跳べなくて、あまり止められません」と話す薄井は、緊迫感のある中での駆け引きを得意としている。

 この日は、審判からの注意で準備のルーティンを行えなかったというが、それでも「相手のキッカーの仕草を見て、こっちだなと思った」とシュートコースを見事に読み切った。

1/2ページ

最終更新:8/4(金) 14:50
THE ANSWER

記事提供社からのご案内(外部サイト)

THE ANSWER

株式会社Creative2

アスリートを目指す子供たちや競技者の育成とスポーツの普及をテーマとした総合スポーツニュースサイトです。