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老舗の逸品から創作和菓子まで。福岡で愛される和菓子店5選

8/3(木) 20:43配信

東京ウォーカー

老舗の技術の結晶ともいえる名品や厳選素材を使った団子、創作和菓子…。手土産にも喜ばれ、そして自分用にもほしくなる和菓子がそろう5店をピックアップ。福岡で愛される名店、人気店のこだわりの逸品を味わえば癒されること間違いなし!?

【写真を見る】もっちりとした皮が魅力の「鈴乃〇餅(すずのえんもち)」(108円)

■ 鈴懸

博多リバレインや博多座の向い、中洲川端駅すぐそば。1923年(大正12年)の創業以来、「現代の名工」にも賞された初代中岡三郎の教えを受け継ぎ、伝統の中にも進取の試みを織り交ぜてきた。同店の和菓子は趣深く、博多の地で愛され続けている。

技の結晶ともいわれる「鈴乃〇餅」。佐賀県産のヒヨクモチを使用したもっちりとした皮は、熟練の技術で一枚ずつ焼き上げる繊細な舌触り。十勝産小豆のあんを挟んで完成する、まさに逸品。縁を繋いでくれるよう、大切な人への贈り物にされる機会も多い。

鈴懸伝統のあんを挟んだ鈴形の最中「鈴乃最中」。香ばしい最中の皮は新潟産の糯米「こがねもち」ならではの妙味で、鈴乃〇餅と共に同店を代表する菓子だ。かわいらしい鈴の形に思わす顔がほころぶ。

併設された茶舗スペースでは、食事や甘味を味わうことができる。ランチも人気で連日満席。予約は受け付けていないので早めの来店がおすすめ。

[鈴懸]福岡県福岡市博多区上川端町12-20ふくぎん博多ビル1F / 092-291-0050 / 菓舗9:00~20:00、茶舗11:00~20:00(LO食事19:00、甘味19:30) / 1月1日、2日休み

■ たらし屋吾助

贅沢に白玉を使い、柔らかな団子で有名な「たらし屋吾助」。厳選された素材をもとに一品一品手作りするため、時間帯によっては商品が品切れになることも。大真珠白玉とも呼ばれる美しい白玉が浸ってしまうほど、タレやあんを贅沢に使用。一度食べるとほかの団子では満足できなくなるほど。

なんといっても定番は「本みたらし」。箱に入ったスタイルは白玉が柔らかすぎて串にさせないからなのだそう。最高の白玉を作る条件に適した極寒の地北海道旭川の白玉に、甘さ控えめの上品なたれが絡んだ、トロッした食感。

こしあんが箱にギッシリ引き詰められた「十勝こしあん」。上品な甘さのあんと柔らか白玉の贅沢コラボ。最後に残ったあんを食べるのも至福のひとときだ。

一歩お店に足を踏み入れると、街中にあるとは思えない京都の茶屋のような雰囲気が広がる。イートインスペースはないが、スプーンをつけてくれるため、購入後すぐ食べられる。

ほかにも、人気の「京きなこ」(432円)や男性に人気の「極上冷やしみたらし」(594円)、「有明海苔本醤油」(464円)など11種類の商品が並ぶ。団子好きならぜひ全部制覇してみては。

[たらし屋吾助]福岡県福岡市中央区舞鶴2-2-6 MAIZURU PLACE1F / 092-761-5507 / 11:00~20:00、日曜日11:00~19:00

■ 岩井屋

福岡の守護神といわれる「愛宕神社」。高台に位置し、福岡の名所を見渡せる名勝地としても人気。その道中にたたずむのが「岩井屋」だ。1689年(元禄2年)に旅籠屋として創業し、甘味茶屋としては100年以上の歴史を誇る。愛宕神社の参拝帰りに、こだわりの甘味と共にゆったりとした時間を過ごすことができる。

名物はひとつひとつ丁寧に手焼きされる「いわい餅」。自家製のあんを「石臼製法」という特殊な製法の粉で作った生地に包み、香ばしく焼き上げる。「外はカリッと、中はしっとり」という食感がたまらない!あんの甘さは季節や気温など、その時々で味を調整するこだわりよう。

北海道・十勝産の上質な小豆を贅沢にたっぷり味わえるぜんざいも人気。ほくほくとした小豆の、優しい甘みを思う存分堪能できる逸品だ。あんの入っていない焼き餅をちぎってぜんざいに入れたり、付け合わせの醤油につけたりして自分好みに味わうことができる。

店舗入口横の焼き場で、いわい餅を焼く21代目の篠崎成陽さん。「先代から受け継がれた想いを伝えるために、世界一おいしいあんを目指してみなさまに振る舞わせていただいています」と語る。参拝帰りの方には「おつかれさまです」と声をかけ、昔も今も変わらずこだわりのおいしさで癒しを与えてくれる。

[岩井屋]福岡県福岡市西区愛宕2-6-33 / 092-881-0304 / 9:00~18:30

■ 菓匠 熊久

平戸で7代続く、240年以上の歴史を持つ老舗。春夏秋冬という日本の四季を和菓子で表現する。2008年(平成20年)にオープンした福岡の「熊久」はこれまでの伝統に加え、西洋風のお菓子など時代の流れに合わせた商品を販売している。

名物は平戸銘菓として愛される銘菓「ごぼう餅」(130円)。長細いその形がゴボウのように見えることからこう名付けられた。味は抹茶、浜塩、さくら、白砂糖、黒砂糖の5種類。白砂糖と黒砂糖の2種のみ、中に密漬けにしたゴボウが入っている。

「麩饅頭」(162円)も人気商品のひとつ。北海道小豆で作った熊久自慢のあんを麩で包み、プルプルとした食感を楽しめる和菓子。蒸し上がったものを冷水で冷やし、注文を受けてから笹の葉で巻く。

長崎・平戸名物で忘れてはならないのが「カステラ」(1切165円~)。五三焼き、プレーン、アールグレイの3種を販売する。福岡・糸島産の鶏卵の卵黄を使った、しっとり&ふんわりとした食感が特徴だ。

[菓匠熊久]福岡県福岡市中央区赤坂1-15-21宝ビル1F / 092-737-3993 /10:00~19:00※日祝は~18:00

■ 糸島だんご本舗

糸島といえば福岡の観光地として、押しも押されぬ人気スポット。そののどかな田園風景の中、創作的な和菓子を作るのが「糸島だんご本舗」。糸島産のしょう油など、地元の素材を生かした和菓子は関東や海外でも人気を集めている。

糸島の「海」を思い浮かべて作ったという「イトシマモナカ」(160円・税別)。糸島産もち米を使用した最中に、特製あんがたっぷり。味はつぶあん、白あん、八女抹茶あん、栗あん、紫芋あんの5種。季節によって新たな味が登場することも。

和と洋、どちらのおいしさも楽しめる「糸島カフェオレ大福」(180円・税別)。苦みのあるコーヒーあんに生クリームをプラス。食べると口の中でカフェオレ味に!日本茶はもちろん、コーヒーと一緒に味わいたい逸品だ。

2013年に創業し、2015年に糸島本店が改装オープン。さらに2号店が2017年4月に博多駅マイングの中にオープンした。直営店のほかに、福岡市内のスーパー「ボンラパス」「ハローデイ」や産直、ホームページ、デパートの催事などで購入することができる。

[糸島だんご本舗]福岡県糸島市二丈武499 / 092-331-6965 / 10:00~17:00 / 木曜休み

【九州ウォーカー編集部/取材・文=安藤エリカ、山本佳世、撮影=鍋田広一、菅祐介】

最終更新:8/3(木) 20:43
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