ここから本文です

ポケットカード(8519)が、株主優待の廃止を発表!伊藤忠商事とファミリーマートによるTOB(公開買い付け)の実施決定により、株主優待&配当を廃止

8/3(木) 23:05配信

ダイヤモンド・ザイ

 ポケットカード株式会社は、毎年2月末時点の株主優待名簿に記載された株主に対し、これまで実施していた株主優待を廃止すると、2017年8月3日に発表した。

【詳細画像または表】

 ポケットカードが従来実施していた株主優待は、「100株以上保有する株主に、保有株数に応じて、QUOカードを贈呈」というもの。

 今回、ポケットカードが株主優待を廃止するのは、同社に対し、伊藤忠商事(8001)やファミリーマート(8028)による共同公開買付け(TOB)が実施される影響。二社はそれぞれの子会社を通じてポケットカード株を取得する。TOB成立後、ポケットカードは上場廃止となる見込みで、東京証券取引所は同社を監理銘柄(確認中)に指定した。

 ポケットカードの株主優待は、2017年2月末時点の株主への実施分で最後となった。

ポケットカードが廃止する株主優待の詳細と利回りは?

 ■ポケットカードが廃止する株主優待の内容

  基準日
  保有株式数
  株主優待内容
  2月末
  100株以上
  QUOカード800円分
  200株以上
  QUOカード1500円分
  1000株以上
  QUOカード3000円分
  2000株以上
  QUOカード4500円分

 ポケットカードの2017年8月3日の終値は724円なので、もし、株主優待が実施されていれば、株主優待利回りは以下のようになっていた。

 (100株保有の場合)
投資金額:100株×724円=7万2400円
優待商品:800円相当
株主優待利回り=800円÷7万2400円×100=1.10%

 (200株保有の場合)
投資金額:200株×724円=14万4800円
優待商品:1500円相当
株主優待利回り=1500円÷14万4800円×100=1.03%

 (1000株保有の場合)
投資金額:1000株×724円=72万4000円
優待商品:3000円相当
株主優待利回り=3000円÷72万4000円×100=0.41%

 (2000株保有の場合)
投資金額:2000株×724円=144万8000円
優待商品:4500円相当
株主優待利回り=4500円÷144万8000円×100=0.31%

 ポケットカードの株主優待は、投資家に人気のQUOカードだったため、今回の廃止を残念に思う投資家は多いだろう。ただし、TOB価格は8月3日の終値724円の1.48倍となる1072円となっているので、明日以降の相場で注目を集めそうだ。実際、TOBが発表された2017年8月3日のPTS(夜間取引)では、終値の724円から874円まで20%超も上昇している。

 なお、ポケットカードはクレジットカードの「P-Oneカード」を発行するほか、提携カードとして「ファミマTカード」などを取り扱う企業。2018年2月期の業績予想(通期)は、前期比で営業収益が3.1%増、営業利益が29.4%増、経常利益が29.5%増、当期純利益が51.8%増を見込んでいる。

 ■ポケットカード

 業種
 コード
 市場
 権利確定月
 その他金融業
 8519
 東証1部
 2月末
 株価(終値)
 単元株数
 最低投資金額
 配当利回り
 724円
 100株
 7万2400円
 1.38%
 【ポケットカードの最新の株価・株主優待の詳細はこちら! 】

 ※株価などのデータは2017年8月3日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。

ザイ・オンライン編集部

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ダイヤモンド・ザイ

株式会社ダイヤモンド社

10月号:8月21日(月)

定価730円(税込)