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「子ども欲しい!」って言えない…夫と妻のホンネ――劔樹人×犬山紙子×赤ちゃん 家族鼎談(2)

8/3(木) 11:30配信

ダ・ヴィンチニュース

変わったのは、お互いがいかにストレスを溜めずに楽しく過ごすかということ
 

 1人のときから始まって、結婚して2人になり、やがて子どもが生まれて3人に……劔さんの『今日も妻のくつ下は、片方ない。 妻のほうが稼ぐので僕が主夫になりました』と、犬山さんの『私、子ども欲しいかもしれない。 妊娠・出産・育児の“どうしよう”をとことん考えてみました』には、劔さんと犬山さんが出会い、いろいろ悩みながら、2人なりのルールを作り、家族になっていく物語が様々な視点から描かれています。結婚とは、夫婦とは、親とは、子育てとは「こうあるべき!」というホコリをかぶった古~い考えで頭がコチコチな人、そして妊娠・出産・育児に悩んでいる人にぜひとも一緒に読んでほしい2冊なのです。

■実はいろいろ考えていた

――劔さんの『今日も妻のくつ下は、片方ない。』の「変化。」という回から「子どもをどうするか」という夫婦の話し合いが始まりますが、劔さんは「欲しい」とも「欲しくない」とも言わなかったそうですね?

劔樹人(以下劔) 僕がそんなに収入がないので、やはりなんとなく発言力を弱くしてしまうところがあるんです。例えば「子ども欲しい!」って言えない、「全然金もないのにどうやって育てるんだ」って思ってしまう。

犬山紙子(以下犬)えっマジ? そんなこと思って欲しくないんだけど!

劔 自分でそう思っちゃうところがあって。やっぱりそのうち自分も収入をちゃんとしたい、という気持ちは常にあって、でもまだそのときが来てないっていうか……それは20歳くらいからずっとそう思ってるんだけど。

犬 つるちゃんはもし私が子どもができにくかったときに、追い詰めないために何も言わないんだと勝手に思ってた。

劔 それもあるよ。

犬 ちょっと! どれがホントなの?(笑)

劔 どれもホントだよ。子どもを育てるとなるとひとり2000万円かかるとか、そういうことも考えないといけないし、もしそうなったときに自分が稼いでいないから、パッと決断できないというのがあって。卵巣嚢腫になったのも見ていたから、卵巣や子宮の病気も身近に感じて。子どもが産めない、産みにくい体になることもあるんだなあとも思って。そしてもし妊娠したら、お腹を痛めるのは女性だし。

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