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4横綱時代は長く続かず再び白鵬“一人横綱時代”到来か

8/4(金) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 ついに日本国籍を取得する意向が明らかになった白鵬。これで年寄株を持つ親方になる要件が整うことになる。ただし、気になるのは、名古屋場所での白鵬の振る舞いに、妙に吹っ切れた様子が見て取れたところだ。

 優勝インタビューで白鵬は開口一番、「名古屋のみなさん、サンキュー」と39回目の優勝に引っかけたダジャレを口にした。

 さらに、「名古屋場所は今年で60年記念大会。昭和33年のこの(第1回)場所で初代若乃花が優勝しまして…」と舌も滑らかに語り始める。

 その若乃花が26年前にモンゴルを訪問し、白鵬の父・ムンフバト氏と対談した際のエピソードを披露。若乃花が6歳だった白鵬に差し出したのが「お菓子の『うまい棒』だったんですよ」と語った。NHKで堂々と商品名を挙げるなど、やり放題の印象は拭えない。

「今場所は張り差しや強烈なエルボーでかちあげて相手を圧倒したり、新記録となる13日目の高安との取組では立ち合いに変化するなど、勝つためには手段を選ばない取り口も目立った。もはや白鵬は、怖いものなしの我が道を行く感があります」(スポーツ紙デスク)

 優勝から一夜明けた会見では今後の目標について、「2020年の東京オリンピックまで現役を続けて、開会式では土俵入りができたらいいねぇ」と大構想を語った。

「稀勢の里の復活や、新大関・高安の活躍が注目された名古屋場所も、結局は白鵬の独り舞台で幕を閉じた。4横綱時代は長く続かないとはいわれますが、4人の中で今後も生き残るのは白鵬だけで、近い将来には白鵬の“一人横綱時代”が再び来るのではないか。それくらい今場所は白鵬の強さが際立った」(協会関係者)

 2020年東京五輪で一人横綱として土俵入りをし、それを花道に引退して白鵬部屋を立ち上げ、いきなり一大勢力を背景に大きな発言力を手にする──そんな青写真があるのだろうか。

 今、力士としての白鵬の前に残された記録は、「双葉山の69連勝」を除けば、北の湖が持つ「横綱在位63場所」(白鵬は現在60場所)と、区切りとなる「幕内通算1000勝」(同956勝)くらいで達成は時間の問題だ。

※週刊ポスト2017年8月11日号