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ラリー・ペイジ、ジェフ・ベゾス、藤井聡太四段の意外な共通点「モンテッソーリ教育」とは?

8/4(金) 7:10配信

@DIME

突然ですが、ここで問題です!

Googleの共同創業者のラリー・ペイジ、Amazonの社長のジェフ・ベゾス、Wikipedia共同創始者のジミー・ウェールズ、将棋で29連勝した藤井聡太四段。今をときめくこの人たちに共通していることはなんでしょう?

【写真】ラリー・ペイジ、ジェフ・ベゾス、藤井聡太四段の意外な共通点「モンテッソーリ教育」とは?

答えは、全員「モンテッソーリ教育」を受けて育ったこと。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、イタリアの病院で医師をしていたマリア・モンテッソーリが、臨床を通して築き上げた教育法で、英国王室のウイリアム王子やヘンリー王子も、このモンテッソーリ教育を受けていたそうですから、世界中で支持されている教育法と言っていいでしょう。

モンテッソーリ教育の基本は、「子どもは、自らを成長・発達させる力をもって生まれてくる。 大人(親や教師)は、その要求を汲み取り、自由を保障し、子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない」という考え方にあります。(日本モンテッソーリ教育綜合研究所HPより)

「教育の主体は子どもであり、学校や先生は子どもの自立心を育てる役割の存在です」と語るのは、「世界一楽しい幼稚園」として知られ、世界から見学者が絶えず、昨年は『ふじようちえんのひみつ』という本も出版した「ふじようちえん」の加藤積一園長。東京・立川郊外でモンテッソーリ教育を始めて47年という日本の草分け的な幼稚園です。

実際に「ふじようちえん」を訪ねてみると、そこはまさに子どもたちのワンダーランド! 屋上の楕円形のサーキットでは子どもたちが駆け回り、「スマイルファーム」という学校菜園では、自分でもいだとうもろこしを丸かじりし、室内では、モンテッソーリの遊具に真剣に取り組み、本当にのびのびと過ごしています。

「モンテッソーリ教育では、見て、触れて、感じて、味わって、というリアルな感覚を育てることを、とても大切にしているため、自然に触れて味わうことのできる『学校菜園』は格好の教育の場なのです。そして、この動きは世界的に広がっている」と加藤先生は強調します。

「先日、中国の河南省に学校菜園の講演に招かれて、現地も見学しましたが、本当に学校菜園による食育に力を入れていました。アメリカでは、「スローフードの母」と呼ばれるアリス・ウォータースさんが「エディブルスクールヤード」(食べられる校庭)という学校菜園プログラムを始めて、現在、世界5000校以上で行われていますが、アリスさんもモンテッソーリ教育の教師だったことがあり、そのメソッドを応用して始められたそうです。国や地域は違っても、子どもたちが自分で野菜を育て、収穫し、みんなで料理してみんなで食べる、という学校菜園は、子どもの自立を助け、創造力を育て、みんなと仲良くする、という社会生活の基本を育ててくれる教育の場でもあるのです」(加藤園長)

7月29日(土)、30日(日)には、東京・有楽町の東京国際フォーラムで、第2回目となる「オーガニックライフスタイルEXPO」が開催されますが、30日(日)14時半から加藤園長がキッチンガーデンステージに登壇し、「アメリカ、日本、中国の最新食育事情」と題してトークイベントを行います。

会場のメディアブース内の小学館コーナーでは、ふじようちえんの「スマイルファーム」や、アリス・ウォータースの「エディブルスクールヤード」のアメリカと日本の取り組みの様子の写真が展示され、関連書籍も販売されます。

モンテッソーリ教育の学校に子どもを通わせるのは難しくても、菜園なら家庭でできそうだし、高感度な大人の間では、自分たちで野菜を育てるキッチンガーデンがブームの兆しを見せています。7月末のこの週末には、「自分の感性を育てるカルチャー」を体験しに行ってみるのも、一興かも。

今年のオーガニックライフスタイルEXPOは、今回、オーガニックコスメとオーガニックビールがさらに充実していることも魅力的です。

文/編集部

@DIME編集部

最終更新:8/4(金) 7:10
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