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ネイマールがPSGへ。世紀の移籍で バルセロナが失ったものと得たもの

8/4(金) 18:10配信

webスポルティーバ

「ネイ(ネイマール)とユニホームを交換したよ。今回がバルセロナの選手として最後のユニホーム交換になることを願っているよ。そうしたらレアルにとっての問題が減るからね」

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 7月29日、マイアミで行なわれたインターナショナルチャンピオンズカップ・バルセロナ対レアル・マドリードのクラシコ終了後、セルヒオ・ラモスはネイマールのバルセロナ退団騒動を冗談交じりで語っていた。だが、それは現実のものとなった。8月2日、ネイマールが父親、代理人とともにクラブを訪れ、チーム退団の意思を告げたことをバルセロナは公式声明として発表した。

 3日、ネイマールとPSGはバルセロナとの契約解除のための違約金をリーガに預けようとしたものの、スペインプロリーグ機構(LFP)は「PSGの経営は、サッカークラブとしてよりブランド力のあるレアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッドを上回るものではない。ファイナンシャルフェアプレー(クラブの健全経営のためにUEFAによって設けられた制度)に抵触する」という理由から受け取りを拒否。同協会会長のハビエル・テバスは「法廷で争う準備がある」と、スター選手の流出を阻止する姿勢を見せた。

 だが同日、PSGはネイマールと5年契約を結んだことを発表する。

 もっとも、すでにファンから裏切り者扱いされているネイマールの立場を考えれば、もうバルセロナに戻るという選択肢は残されていなかった。

 カンプノウ周辺の電柱には「裏切り者」「傭兵(金で雇い主を変える)」といった言葉や、米ドルのマークとともにブラジル代表FWの顔がプリントされた、お尋ね者扱いするポスターが貼られており、バルセロナを敬愛するカタルーニャ地元紙のアンケートでは、80%以上が退団に賛成していた。たとえLFPが引き留めたとしても、バルセロナにもうネイマールの居場所はなかったのだ。

 ネイマールを失うことになるバルセロナ。その損失がピッチ内外でとてつもなく大きいのは誰の目から見ても明らかだろう。

 記録として残る得点以上に、ネイマールはその突破力でバルセロナの攻撃の起点となるプレーを担っていた。毎シーズン100得点以上を決めていたリオネル・メッシ、ルイス・スアレスとのトリオMSNは解体。さらに、MSN唯一の20代選手がチームを去ったことは、将来のバルセロナのプロジェクトの柱を失ったことを意味する。

 ピッチ外に目を向けても、メッシ、クリスティアーノ・ロナウドの次の時代を担うネイマールが抜けたことで、新たなスポンサー獲得が困難になるのは間違いない。

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