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【サッカー】日大藤沢、「掛け算」で成長した夏 “敗戦”を“財産”に変えるリスタート

8/4(金) 19:47配信

THE ANSWER

流通経大柏に0-1の惜敗で初Vならず…佐藤監督「6試合戦い、掛け算で成長しきてた」

 全国高校総体(インターハイ)は4日、男子サッカー決勝で日大藤沢(神奈川)が流通経大柏(千葉)に0-1で敗れ、初優勝を逃した。0-0で迎えた後半31分に失点し、これが決勝ゴールに。終了直前まで耐えしのぎながら、夏の日本一のタイトルはわずかに届かなかった。

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 あと一歩、日大藤沢は踏ん張り切れなかった。

 後半31分。スローインをペナルティエリアのゴール右でボールを受けた流通経大柏MF熊澤和希(2年)に右足で決められた。直前の決定機を守護神の竹内暢希(3年)がファインセーブで防いでいたが、熊澤に2度目の好機を与え、ゴールネットを揺らされた。

 前半から流通経大柏の猛攻に耐えて好機をうかがってきたが、惜しくも頂点はならず。佐藤輝勝監督は悔しさを隠そうとしなかった。

「正直、悔しい1点です。流経に対するプランに前半から選手がよく応えてくれていたし、粘り強くやれていた。もうワンチャンスと思っていたけど…」

 それでも、かけがえのない財産となった夏だった。今回が初の決勝進出。指揮官は言う。

屈辱を成長に変えてきた歴史「負けから学んできたチーム。今日の負けから成長を」

「この大会で6試合戦えたことで、掛け算で成長してこられた。そして、最後に流経と対戦して、たくさん学ぶ決勝になった」

 1回戦から苦しみながら勝ち上がり、最大の見せ場は準決勝だった。0-1で迎えた後半ロスタイムのラストワンプレーから追いつき、PKの末に前回覇者・市立船橋を撃破。一戦ごとに逞しさを増していた。

 屈辱を成長に変えてきた歴史がある。

 15年の全国選手権。破竹の快進撃で4強に駒を進めたが、準決勝は思わぬ展開となった。「星陵さんと試合をしたけど、選手が緊張で足が動かなかった」。試合は0-3で完敗した。

「あの時はもう頭が真っ白だったけど、その経験が財産になっている。負けから学んできたチーム。だからこそ、今日の負けからまた学んで成長したい」

 ここがまだゴールではない。雪辱の舞台はまだ冬に残されている。みちのくの地に鮮烈なインパクトを残した日大藤沢イレブンは“敗戦”を“財産”に変えるため、リスタートする。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:8/4(金) 19:47
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