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「ゾクゾクする」元ディズニーランドCEOが古豪ポーツマスを8億円で買収!

8/4(金) 19:26配信

SOCCER DIGEST Web

ディズニーで21年間トップに君臨し続けた敏腕ビジネスマン。

 現地時間8月3日、イングランド3部のポーツマスは、『ウォルト・ディズニー・カンパニー』のCEOを務めた経験を持つ投資家のマイケル・アイズナー氏と買収で合意したことを発表した。
 
 ポーツマスの発表によれば、以前からクラブに興味を示していたアイズナー氏は、8月5日から始まる国内リーグ戦を見据えて、576万ポンド(約8億3500万円)を支払って、いち早く買収を完了させたという。
 
 2008年にFAカップ優勝を成し遂げ、2001年から2003年には元日本代表GKの川口能活も在籍していたポーツマス。しかし、多額の負債を抱えて2010年2月、プレミアリーグでは初めて破産申請を行なったクラブとなった。
 
 そんな汚名を背負ってしまったポーツマスは、さらに2011年に就任したロシア人オーナーのウラジミール・アントノフ氏が金融の不正取引容疑で逮捕され、クラブの財政はまたも傾き、2度目の破産申請を行なって3部へと降格してしまっていた。
 
 一時はリーグ追放とクラブの存続危機にも立たされていたポーツマスの窮地を救ったのは、ファンだった。2013年にファンが寄付金を募って設立した会社「ポンペイ・サポーターズ・トラスト(PST)」の支援で、クラブ財政を少しずつ改善されていった。
 
 昨シーズンは4部リーグで優勝し、3部への再昇格を決めたポーツマスを買収したアイズナー氏は、1984年から2005年まで『ディズニーランド』を保有するウォルト・ディズニー・カンパニーの最高経営責任者を務めていた敏腕ビジネスマンだ。
 
 ディズニー社を退社してからは、『Tornante』を設立するなど投資家として手広く活動していた同氏は、今回の買収について、「ポーツマスのような素晴らしい歴史を持つフットボールクラブのオーナーとなることに家族も含めてゾクゾクしている」と語っている。
 
 さらにファンが支えてきたPSTに対しても、アイズナー氏はコメントを残している。
 
「ここ数か月でPSTとクラブの繋がりがいかに深いかをよく知れた。我々は彼らの情熱と献身性、そして何より愛情に感動を覚えた。チームを救った彼らがいなければ、このクラブは存在しない。我々が買収をした後もポーツマスはあなたたちのものだ」
 
 世界中の人々を虜にしているディズニーランドの経営に21年も携わってきたアイズナー氏の手腕の下、ポーツマスは一体どう変わるのか? 今後に注目していきたい。
 

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最終更新:8/4(金) 19:37
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