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多汗症かも? 女性の平均ワキ汗量と汗じみ危険行動

8/4(金) 5:00配信

日経ウーマンオンライン(日経ウーマン)

 「働く女性の汗とにおい研究会」第3回目のテーマは、多くの人が気になっている「ワキ汗」です。ワキにはアポクリン腺があるのでイヤなにおいになりやすい上、洋服への汗ジミも気になります。夏はもちろんのこと、一年中悩まされる人も多いのでは? 実はワキ汗には意外な事実が隠されていたのです。

【関連画像】通勤時、女性の5割弱が汗じみのできる汗をかいている(女性の通勤時のワキ汗量実態調査/ライオン提供)

●体温が上がると最初に汗をかくのが「額とワキ」だった!

 夏は他の部位も汗だくなので、それほど気にならないかもしれませんが、夏以外でもワキだけ汗をかいてしまうという人は少なくありません。「他の部分は汗をかいていないのになぜ?」「もしかして、私って多汗症?」と悩みは尽きません。

 それもそのはず。ライオン ヘルスケアマイスターの山岸理恵子さんによると、人は体温が上がると、まず、額とワキの下から汗をかき始めるのだそう。

 「額とワキの下は、通常の体温でも汗が出始めることがあります。背中やおなか、胸といった体幹部よりも早い段階で汗をかくという実験データがあります」(山岸さん)

 確かに、真冬でも、他の部分からは汗が出ていないのに、ワキだけ汗ばむことはありますよね。

 「衣類を重ね着する冬は、夏以上にワキ部分の温度・湿度が高くなり、蒸れやすいことが分かっています。しかも、冬は活動している汗腺が少ないため、夏よりも少ない数の汗腺から濃い汗が出るので、夏以上に臭う可能性はあります」(山岸さん)

 夏だけでなく冬も油断できないワキ汗。では、私たちはどれくらいの量のワキ汗をかいているものなのでしょうか?

夏の1時間の通勤で「汗じみ」レベルのワキ汗をかく人は約5割

 ライオンによる女性のワキ汗実態調査によると、夏(最高気温32.6℃・最低気温25.1℃)に1時間弱の通勤(電車30分、徒歩25分)でかくワキ汗の量を測定したところ、約半数の人が0.4g以上の汗をかきました。0.4gというのは、ちょうど服の外側から汗じみが目立つくらいの量だそうです。

 ワキ汗の量は個人差が大きく、この調査でも発汗量の多い人は1.2g以上、少ない人では0.2g未満でしたが、約半数もの女性が、洋服の上から分かるくらいのワキ汗をかいているということが分かりました。

 満員電車での通勤は、ワキ汗の危険シチュエーションだったんですね。

●日常生活のワキ汗危険行動とは?

 ライオンでは、さまざまな気象条件下でさまざまな行動を取ったときのワキ汗の量を測定し、汗じみ危険度を判定しました。

レベル1…ワキ汗全く心配なし
→ 真冬に外でバスを待つ
→ 夏にエアコンの利いたデパートでショッピング

レベル2…ワキを上げると汗じみが見える
→ 夏にエアコンの利いた部屋で1時間の会議
→ 冬に厚着で駅まで早歩き15分

レベル3…服の色によってはワキ汗じみが目立つ
→ 真夏の満員電車(エアコンあり)で30分
→ 秋口にガスを使った調理1時間

レベル4…どんな色の服でもワキ汗じみがしっかり目立つ
→ 真夏にエアコンなしでラーメンや鍋を食べる(1時間)
→ 冬、厚着で満員電車に30分

レベル5…ワキ汗がっつり。ワキ以外にも汗じみができる
→ 真夏に駅まで早歩き15分
→ 秋の登山2時間

 このように、日常生活の中には、季節を問わず、ワキ汗が出るシチュエーションが潜んでいたのです。

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