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「検討だな」「もっと揉む」…仕事で決断できない人の思考回路とは

8/5(土) 16:00配信

マネーポストWEB

 仕事相手は選べないものの、明確に性格が悪かったりパワハラをしたりするのであれば、その後は付き合わなくてもいいのかもしれない。だが、ビジネスの現場で困り者なのが、「決められない仕事相手」である。物事を決める立場にいるにもかかわらず、なんとか決断を他者に押し付けようとする。そんな困った仕事相手についてネットニュース編集者・中川淳一郎氏が振り返る。

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 仕事していると、「決められない人」ってよくいますよね。いや、「決めたくない人」とも言えるかもしれませんが、とにかく「殿、ご決断を!」と注進しても「難しいですねぇ…」「検討ですねぇ…」「調整が必要ですねぇ…」「もうすこし判断材料が必要ですねぇ…」「もう少し揉んでからですかねぇ…」「第3のアイディアを持ってきていただけませんでしょうか…」なんて言い、決めてくれない。

 決められないものは、それこそ私のやっている業種では記事のタイトルだったり、プレスリリースで押すべきポイントをいかにタイトルに反映させるかだったり、イベントでキャスティングする芸能人だったりします。あとは、イベントの会場だったりもする。こういった人々は、とにかく「ハイレベルでバランスが取れたもの」を選びがちな傾向があります。

 しかし、仕事をしていると分かるとは思うのですが、そんなものは滅多にありません。イベント会場の場合は「会場費用が高くてゴージャスかつ格式高い」場所か、「会場費用は安いけど、狭くて古くて駅から遠い」場所があります。

 これは金額と会場の条件、どちらを優先するか、という判断しかできないのに、「う~ん、「会場費用安くてゴージャスかつ格式高くて駅から近いところをもう少し探してくれないかな」みたいな依頼をしてくるのですよ。

「決められないオレプレイ」「悩むオレプレイ」

「高くていい」か「安くて悪い」のどちらかしかこの世にはないワケですよ。私は2007年、東京の人気エリア・代々木上原で事務所を借りようとしました。2部屋で11万円という予算を考えていたのですが、不動産屋は「ハァ? アンタ代々木上原バカにしてるの? 11万円で2部屋なんてあるワケないじゃない」と言われ、そこから追い出されるような形で、隣の各駅停車が止まる代々木八幡の不動産屋に行ったのですね。

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最終更新:10/3(火) 13:32
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