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FX億トレーダーが断言 暴落時には必ず「売りサイン」が出る

8/5(土) 20:00配信

マネーポストWEB

 1987年のブラックマンデー、1997年のアジア通貨危機、2007年のサブプライムショック……と、「7がつく年は、夏から秋にかけて相場が暴落する可能性がある」というアノマリーがある。FX(外国為替証拠金取引)トレーダーの中には、「その瞬間がそろそろ訪れるのではないか」と不安になっている人も少なくないかもしれない。では、仮に相場が暴落する場合、それを事前に察知することは可能なのだろうか。長年相場に向き合ってきたカリスマ主婦トレーダー・池辺雪子さんが、過去の暴落時の経験をもとに解説する。

 * * *
 私は45年以上にもわたり、相場と向き合ってきましたので、過去の多くの暴落をリアルタイムで体験してきました。まずは私が立ち合ってきた過去の暴落を、実体験を踏まえた上で振り返ってみたいと思います。

 まずは、1997年の話から。1997年は、世界的投資家であるジョージ・ソロス氏がタイバーツを売り叩き、「アジア通貨危機」が起こった年です。当時、私は商品相場で取引を行っておりましたが、商品相場と為替は深い関係にありますのでドル円相場もしっかりチェックしていました。すると「アジア通貨危機」が起こったその日、ドル円相場はたった1日で10円も円高に動きました。尋常ではない動きですよね。

 ただ、まだ日本ではFXが解禁されていませんでしたので、個人投資家が為替取引で資金を溶かすということはありませんでした。

 しかし、10年後の2007年に「サブプライムショック」、翌2008年に「リーマンショック」が起こった頃は、すでにFXは解禁されており、億単位の損失を出して路頭に迷う個人投資家の方々も続出しました。

 特に、その被害を増大させたのが、「レバレッジ」の存在でした。

 今でこそ国内FX会社のレバレッジは上限25倍までに規制されていますが、当時の個人投資家の方々にとって、400倍、500倍ものレバレッジをかけてトレードすることは普通のことでした。例えば400倍、500倍ものレバレッジをかけていれば、ドル円で1万通貨取引するために必要な証拠金は、たった数千円です。

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最終更新:8/5(土) 20:00
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