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休職を2度経験した燃え殻さんから、絶望的な仕事環境にいる人たちへ

8/5(土) 17:00配信

文春オンライン

Q 奴隷が一人死んだと思われるのも悔しくて辞められません

 20代中卒のギャル男が、社長の息子という理由だけでセクションリーダーをしています。子どものような仕事ぶりに振り回されて、ストレスで発狂寸前です。転職も考えましたが、自分の歳を考えると難しそうですし、奴隷が一人死んだと思われるのも悔しくて辞められません。ある程度の理不尽には耐性があるつもりでしたが、限界を超えてしまった時、どう考えて乗り切れば良いでしょうか?(50代・女性・会社員)

A 限界を超えて発狂してまで続けないといけない仕事なんて絶対ありません

 悩みのほとんどは人間関係で、みたいな当たり前のことは言いたくないんですけど、人間関係ばかりはマジで病みます。ボクは2度会社を休職しました。何をやっても嫌みを言い、すぐに切れるというもの凄い苦手な人がいて、その人のことが寝ても覚めても頭から離れなくなり、胸の辺りがハラハラして過呼吸でぶっ倒れました。一度目は30代、二度目は40代(最近過ぎ!)です。そして寝ても覚めても頭から離れないぐらい苦手な人は、運良く会社を辞めてボクは生き残ることができました。彼が今も辞めていなかったらボクが会社を辞めていたと思います。

 ただ運が良かったボクが偉そうに「50代だし、我慢した方がいいですよ」とか言う気にまったくなれません。分かります。50代だろうが20代だろうが、ストレスで発狂寸前なら辞めてください。限界を超えて発狂してまで続けないといけない仕事なんて絶対ありません。そんなこと言っても転職が難しいじゃねえかという話だと思いますが、ある程度の理不尽に耐性ができているあなたなら大丈夫です。「発狂してから再就職」。字面からも難しそうですが、「ある程度耐性のある50代のあなたが再就職」は、なんかスッと入ってきませんか? イケそうな感じです。ていうか、今日、この瞬間のあなたの体調は大丈夫でしょうか? 心配です。発狂寸前繋がりとしては心配です。

 もうひとつ、「奴隷が一人死んだと思われるのも悔しくて辞められない」という一文に、あなたの50年生きてきたタフさを感じました。でもそのタフさは別の場面で使ってほしい。一旦仕事を仕切り直しましょう。何ら問題ありません。問題があるとしたらそんな人間をセクションリーダーにしたその会社だけです。どうかお身体、ご自愛ください。

燃え殻

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