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洗い流された苦い想い 流経大柏、初の単独優勝&フェアプレー賞を支えた昨年の「反省」

8/5(土) 7:50配信

Football ZONE web

前回大会は主力が出場停止で決勝敗退、悔しさを乗り越え9年ぶり2度目のV

 苦い想いを洗い流す優勝となった。

 全国高校総体(インターハイ)は4日、ユアテックスタジアム仙台で男子サッカー決勝が行われ、流通経済大学付属柏(千葉)が日本大学藤沢(神奈川)を1-0で下し、9年ぶり2度目の優勝を果たした。初優勝を飾った2008年は雷雨のために決勝戦が中止となり、同県勢の市立船橋(千葉)と両校優勝だったため、初の単独優勝となった。

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 流経大柏は、決勝で市立船橋に敗れた前回大会の反省をきっちりと生かした。前回大会もトーナメントの特性に合わせた堅守速攻で決勝まで勝ち上がったが、その途中でFW古谷三国、MF関大和(ともに当時3年)が警告を受けて決勝戦は出場停止。スーパールーキーのDF関川郁万(2年)も負傷の影響が隠せなくなってパフォーマンスが落ち、満身創痍の戦いを強いられて、肝心のファイナルで力を発揮し切れなかった。

 準々決勝で警告を受けた関川は、その試合後に「チームが勝てば良いけど、素直には喜べない。失点したこともそうだけど、去年、三国さんと大和さんが決勝に出られなくなったのに、イエローカードをもらってしまった。準決勝でもう1枚もらったら、去年のようなことが起きてしまう」と前回大会を思い出して危惧していた。

大会を通じて警告は1度だけ、退場者もなし

 しかし、しっかりと意識をして臨んだ準決勝は、警告なし。大会を通じて警告は1度だけにとどまり、優勝と同時に「フェアプレー賞」を受賞した。

 本田裕一郎監督は「大会を通じて警告が1度だけで、退場者が出なかった。怪我も少なかった。昨年の反省点については話をしていたので、選手も気を付けていたと思います」と振り返る。

 決勝戦まで力を発揮できた背景には、トーナメント戦の難しさを知った前回大会の反省がしっかりと生かされていた。

平野貴也●文 text by Takaya Hirano

最終更新:8/5(土) 7:50
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