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耳飾りが落ちる…日常の小さな出来事が実は大切なしるし♪ ヒットシリーズ『世界を旅するイラストブック』第3弾【銅版画作家インタビュー】

8/5(土) 15:00配信

ダ・ヴィンチニュース

■繊細な銅版画で表す、現実と理想がともにある世界

 茶柱が立ったら幸運、黒猫が前を横切るのは不吉の前兆といった、昔から伝わるさまざまな縁起話。そんなの信じてないし、なんて思いつつ、実際に起こればやっぱり嬉しかったり切なかったり。こんな経験はきっと誰にもあるし、それくらい私たちの日常に深く浸透しているものだろう。

 ヒットシリーズとなった『世界を旅するイラストブック』の第3弾、「信じてみたい 幸せを招く世界のしるし」は、そんなさまざまな“しるし”を世界中から集め、美しい絵と文章で紹介した一冊だ。挿画を担当した銅版画家・出口春菜さんも、実はこういった伝承をあまり信じる方ではなかったとか。

 「正直、普段はそんなに気にしてないです(笑)。でも、最初にこのお話をいただいた時は本当に嬉しかったですね、“私の絵に合ってるな“って。この本に書かれているのは、たとえ現実には起こらなかったとしても、そうであったらいいなと思えるもの。私も、そういった憧れや理想の世界を描いていることが多かったので」。

 本著の編集を担当した内貴麻美さんに、挿絵を出口さんに依頼した理由を聞いてみると、そこには本人が感じたのとはまた違った、内容との共通点が。

 「出口さんの絵は少女性があり可愛らしい反面、成熟した女性のようにすごく大人っぽい一面もあるんですよね。そんな二面性が、この本の“吉凶”というテーマ、いいことも悪いこともあるし、ひとつのものの表裏のようにすべては繋がっているという内容にぴったりだと思ったんです」。

■日常の小さな出来事が、実は大切なしるしかも

 そうこの本、“幸せを招く”というタイトルのわりにはいいことも悪いことも取り上げているし、むしろ全体で見れば悪いことの方が多いかもしれない。ただし、日本では不吉とされているものが他の国では吉となったり、もちろんその逆もあるので完全に区別することはできず、だからこそ面白い。そしてそのどれもが、何も知らなければ気にも留めないような些細な出来事ばかり。小さなことにも気づく心やものの見方で、日々はもっと豊かになると教えられているようだ。

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