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マスコット界の“レジェンド”ドアラがプロデュースデビュー!【2008年8月6日】

8/6(日) 11:10配信

週刊ベースボールONLINE

 プロ野球の歴史の中から、日付にこだわって「その日に何があったのか」紹介していく。今回は8月6日だ。

 ブームが起こっているのか、起こっていないのかも謎ではあるが、なんだか気になって仕方がないのがロッテの「謎の魚」だ。そもそも球団マスコットと呼んでいいのかも謎ではあるが、マスコットブームの先駆者と言えば、1994年デビューの大ベテラン、中日のドアラである。「謎の魚」には悪いが、このときのドアラ人気は、ケタが2つくらい違った。

 もともと中日ファンには絶大な人気を誇っていたドアラだが、2006年あたりから、それが球団ファンの枠を超え、広がっていく。08年はマスコットとしては前代未聞の自著(?)『ドアラのひみつ――かくさしゃかいにまけないよ』も発売。当時、中日の試合というより、ドアラ見たさにナゴヤドームを訪れるファンも少なくなかったほどだ。

 2008年8月6日は、東京・新橋のスペースFS汐留で、9月12日に発売されるDVD『ドアラの休日 げんじつとうひ、してみました。』のプレミアム試写会が開催された日だ。

 プロデューサーデビューとなったドアラは、イベントが始まり緊張した面持ち(?)で登壇も、集まった観客の多さに気を良くしたのか「すごいですね!」と筆談(以下すべて)。質問コーナーでは「なぜ、DVDを作ろうと思ったんですか?」と聞かれ、「ノーコメント」とおどけてみせるなど、この日もドアラ節(?)全開だった。

 注目のDVDは、海外ロケもあり、ドアラがタイで象に乗るシーンの収録などファン必見の内容となっていた。さらに、イベント終了後には報道陣の囲み取材で、今後のサプライズ企画を匂わす筆談コメントが飛び出す。

 いまやマスコット界のレジェンドになったドアラが、やや悪乗り気味(?)だった時代の話だが、それが、報道陣には、怖い、怖い落合博満監督時代だったことも興味深い。実は、落合監督はドアラの最大の理解者でもあったのだ。

 16年12月22日の契約更改(?)の席で、ドアラはGMを退任した落合氏に向け、「あの人が自由にさせてくれたから今がある」「終身こようにもしてくれた」「やさしい人だった」と感謝のメッセージを贈った。

写真=ワンダン・ダワー

週刊ベースボール

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