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書店員が思わずぷぷぷ……知られざる「笑える」新書

8/6(日) 18:00配信

BEST TIMES

◆新書を読み慣れていない人へ!  笑えてためになるブラックユーモア

「本は好きだけど、新書はあまり読まない」という声をよく聞く。「内容が堅そう」「種類が多すぎて何を読めばわからない」「とっつきにくい」……。こうした理由から新書を敬遠する人が多いようだ。

 しかし、じつは新書には、思わず「へえ」となる知識や一般教養、日々の生活に役立つ情報、笑ったり泣けたりする話が書かれた本がたくさんある。新書こそ、わかりやすく、ユニークで、読者の感情を揺さぶる本の代表格なのだ。

 そこでBEST T! MES編集部では、「本のプロ」として日々多くのタイトルに接している書店員の方々に、テーマ別の「おすすめの新書」を聞いてみた。今回は、そのなかから「笑える、ユーモアのある新書」を紹介しよう。

 

『世界の日本人ジョーク集』早坂隆・著(中公新書ラクレ)

 ノンフィクション作家・早坂隆氏が「ハイテク国家像」や「勤勉な人々」などのテーマごとに、世界各国から集められた“日本人ジョーク”を紹介。世界の目を通して、日本人には見えない“日本人像”をあぶりだす一冊。

☆推薦人:ジュンク堂書店池袋本店 福岡さん
「初版が発売されたのは2006年なのですが、今読んでも『日本人って変わってないんだ』と、ハッとさせられるジョークがたくさん載っています。思わず笑ってしまうブラックユーモアを交えたものはもちろん、さまざまな国の人が登場するジョークも多く紹介されています。イギリス人はこういう考え方をするのか、なんて、新たな知見を得られるかもしれません。イラスト入りで、ジョークとコラムの分量は少な目になっているので、目次を見て『今日はこのジョークを読もう』など、つまみ読みができるのもうれしいです。新書を読み慣れていない人にもおすすめの一冊ですね」
 

◆世間のインターネットへの誤解を正しい知識とユーモアで論破



『大人を黙らせるインターネットの歩き方』小木曽健・著(ちくまプリマー新書)

 中高生向けながら「今さらインターネットについて聞けない」という大人の読者も多い新書。「『歩きスマホ』は危ないぞ!」と大人にいわれた際の切り返し方など、うるさい大人を黙らせるインターネットの基礎知識を多数紹介。

☆推薦人:ジュンク堂書店池袋本店 福岡さん
「『スマホ依存のチェックシートです。チェックしてください』『スマホばっかりやっていると、アタマが悪くなるわよ』などなど、大人が言いがちなセリフに対して、正しい知識とブラックユーモアで論破していく一冊です。中高生向けに噛み砕いて説明してくれているので、とても読みやすいのが特徴。元GREE社員の著者は、現在『インターネットとの付き合い方』についての講演を全国で行っているので、講演での質疑応答の書き起こしも収録されています。家庭をはじめ、学校でも不十分なインターネット教育を、わかりやすく、かつ面白く教えてくれる新書ですね」

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