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昼食後の「ボーっ」とした時間はなぜ起きる? どうすればいい?医師の答え

8/7(月) 8:00配信

BEST TIMES

疲労やストレスと密接に関係する自律神経。その対処法を記した医師・小林弘幸さんの『自律神経が整えば休まなくても絶好調』(ベスト新書)が4万部を超えるなど売れている。今回は、食後の対応について聞いた。

昼食後の二時間は捨てていい

  人間に限らず動物は、食事をしたあとは、その消化のために体の機能が使われます。

 ライオンなどの動物が、獲物を食したあとにゴロンと横になるのは、消化だけに集中するためです。人間でもスペイン人などは、昼食後に仮眠をとる「シエスタ」という習慣を持っています。

 また、食後は副交感神経が優位になってなんとなくぼーっとします。だから、午後一の会議など、いい意見は出にくいし、みんな眠そうな顔をしているはずです。

 こうした時間帯に「集中しよう」というのはムダな抵抗。昼食後の二時間は「捨ててもいい」と割り切りましょう。

 とはいえ、スペイン人のように昼寝をするわけにはいかないなら、ぼーっとしていてもできるルーティンワークに回しましょう。

 私はもっぱら、この時間帯にメールの処理を行います。その日はじめてのメールチェックが午後一時になったからといって、なにも困ることなどありません。相手はまだまだ会社にいますから返事は充分に間に合うのです。

 ファイル類の整理や片付けなどもこの時間帯にやってしまいましょう。午前中に頭を使って作成した資料を、ひたすらコピーしたりというのもいいでしょう。

 あるいは、取引先などと面談する予定を入れるのもおすすめです。外出して「動き回る」ことと、「いつもと違う人に会う」ことによって刺激を受け、交感神経が高まってきます。眠気も吹き飛び、集中スイッチも難なく入るでしょう。

 いずれにしても、この時間帯にたいしたことができなくても気にすることはありません。

(『自律神経が整えば休まなくても絶好調』より構成)

文/小林 弘幸

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