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243通りの音が楽しめるfinalの真鍮イヤホン『TANE』を組み立ててみた!

8/7(月) 6:30配信

@DIME

■Introduction

大人の夏休みの工作には何が相応しいかについて考えていると、国産ヘッドホン&イヤホンメーカーのfinalが、「イヤホン組立体験」で音質チューニングをメインにしたイベントを発見。「イヤホン組立体験」は全国で300人以上の参加者を集める人気のイベントで2017年は博多、京都、梅田、さいたま、新宿、吉祥寺で開催された。私が体験取材したのは、真鍮イヤホン『TANE』組立体験@ヨドバシ新宿西口本店である。初のハイレゾ対応φ8.5mmダイナミック型ドライバーを搭載したTANEモデルを組み立てる。さらに3ヵ所に3種類のフィルターと音道管イコライザーが3種類あり、これだけで243通りの音質チューニングが楽しめるのだ。今回は開発チームが推奨する組み合わせも伝授してくれる。

【写真】243通りの音が楽しめるfinalの真鍮イヤホン『TANE』を組み立ててみた!

■Report

組立体験は50分しかないためスケジュールはかなりタイトだ。席に着くと、テーブルの上には1人分のイヤホンとチューニングパーツ、さらに必要なツールと治具が置かれている。パーツは小分けにされ袋に入っており、必要なものを紙皿に出して組み立てていく方式だ。『TANE』組立体験は音質チューニングがメインとなるため、イヤホンの組み立ては簡略化されており、ドライバーをハウジングにはめ込んでフタを閉めるだけである。なぜなら音質チューニング用フィルターを内部にも入れる必要があり、再びハウジングを開けてドライバーを外すからである。

チューニングはリアボディに入れる3種類の低域用フィルター。ドライバー開口部に貼り付ける中低域用の3種類のフィルター。フロントボディ音道管に入れる3種類のスポンジ製イコライザ-。さらにその上に載せる3種類のフィルター。この4ヵ所、3種類のパーツの組み合わせで決まる。実際はフィルター無しにもできるため、組み合わせは243通りよりも多くなる。また、フィルターの素材によっても音質が変わるので、コットンやシルクなどの天然素材を使ったオリジナルフィルターを作れば、自分だけの音質を追求できる。組立体験では、全てのフィルターなしの状態で試聴してから、final開発チームオススメの組み合わせを聴いた。何もない場合に比較してチューニング後は中低域寄りだったバランスがフラットになり、中域のこもりが解消されてボーカルがハッキリ聞こえるようになったのが印象的だった。これをベースにして高域のチューニングをもう少し詰めていきたいと思った。

真鍮イヤホン『TANE』組立体験は、普段は見られないイヤホンの内部構造が分かるだけでなく、どのように音質がチューニングされているかが分かる有意義なイベントだった。この方法を応用すれば、final以外のイヤホンの音質をチューニングすることも可能に思えてきた。また、真鍮イヤホン『TANE』でも243通りの音の変化が体験できるため、これだけで一夏楽しめることは間違いない。次回の組立体験は秋におこなわれる予定なので興味がある人はfinalのメルマガ登録をしてみてはいかがだろう。組立体験後に配られるアンケートはfinalの今後の製品作りにも反映されているそうだ。

写真・文/ゴン川野

@DIME編集部

最終更新:8/7(月) 6:30
@DIME

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