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メリダ・リアクトディスク 2018年モデルをチェック!

2017/8/5(土) 7:27配信

CYCLE SPORTS.jp

さらに向上した空力性能

バーレーン・メリダの新城幸也選手も使用するメリダのエアロロード「リアクト」が第3世代に進化した。神奈川県湘南国際村で開催されたメリダ2018年発表会からお伝えする。

メリダ・リアクトの初代が登場したのは2011年。まだエアロロードというカテゴリーがなかったころだ。2代目はランプレメリダスポンサー初年度に登場。そして3代目。フルモデルチェンジをはたして、前作から18%、約340gの軽量化を達成。空気抵抗をさらに5%削減。全チューブの形状をみなおし、UCIのルール変更にも対応したことによる成果だ。ワイヤ類のフレーム内蔵は、やりすぎてメンテナンス性を落とさない程度にしている。

ハンドルは、ステム一体型モデルの「ヴィジョン・メトロン」が採用されている。コラムスペーサーは専用の形状で、トップチューブ上部には小さなフィンが、ハンドル周りからの空気の流れを整えている。

シートポストは専用品であるSフレックスシートポストを採用。サドルクランプの直下に振動吸収素材を搭載することで、快適性を確保。

リムブレーキ仕様のほか、ディスクブレーキモデルもある。最大の特徴は、放熱フィンを備えたブレーキキャリパー台座だ。ディスクブレーキのパフォーマンスにおいて、ブレーキング時に発生する熱をどう処理するかは大きな問題だ。メリダは、ブレーキングで発生した熱がキャリパーからこの放熱フィンに伝わり、35%放熱性能を向上する事ができたとしている。

長い下りで、ブレーキを連続使用しても安定した制動力を得ることができる。フレームはCF4とCF2という2グレード。それに多彩な完成車がラインナップされている。

試乗してみると、さすがトップレンジという、かっちりした走りのフレームだ。合わせられているDTスイスのディープリムホイールと相まって、直進はめちゃくちゃ安定している。上りでも踏んだ分だけ前に出る。

スルーアクスルを採用しているディスクブレーキロードに乗るといつも感じるが、どんなときも全後輪がビシッとまっすぐにフレームに入っていることを感じられる。それは直進安定性や、ダンシングでバイクを振った時。S字コーナーでバイクを切り返すときなどだ。

下りはややアンダーが出るような気もしたが、確証はない。ホイールがディープリムであることが要素としては大きいか。下りからの上り返しで踏んでいくと、よくスピードがのびる。それだけ下りで得た慣性を維持したまま走れているということだ。他のシチュエーションでもそうであることが想像できるので、より速く遠くへ走れる。荒れた路面ではさすがにカラダへ伝わる振動が気にはなるが、オンロードに特化したバイクであることを考えれば当然か。

フレームに取り付けられた冷却フィンの効果を検証できるほどハードなコースでは試乗できなかったが、その冷却性能には期待している。メリダのバイクが研究開発されているドイツマーケットでは、ロードバイクトップモデル販売数のほとんどをディスクブレーキ占めるという。“本場“からやってきた新型リアクトは現時点で高い完成度を誇っているといえる。

■リアクトラインナップ
リアクトチームE シマノ・デュラエースDi2完成車価格/110万円(税抜)
リアクトチームE フレームセット価格/33万9000円(税抜)
リアクトディスクチームE シマノデュラエースDi2ディスク完成車価格/120万円(税抜)
リアクトディスクチームE フレームセット価格/36万9000円(税抜)
リアクト8000E シマノ・アルテグラDi2完成車価格/75万円(税抜)
リアクトディスク7000E シマノ・アルテグラDi2ディスク完成車価格/49万9000円(税抜)
リアクト6000 シマノ・アルテグラ完成車価格/44万9000円(税抜)
リアクト5000 シマノ・アルテグラ完成車価格/28万9000円(税抜)
リアクト4000 シマノ・105完成車価格/24万9000円(税抜)
リアクトディスク4000 シマノ・105完成車価格/28万9000円(税抜)

中島丈博

最終更新:2017/8/5(土) 7:27
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