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ミケルソン、マキロイ…相次ぐコンビ解消に見るキャディーとの関係性

8/7(月) 7:40配信

webスポルティーバ

WEEKLY TOUR REPORT
■米ツアー・トピックス

 世界ランキング4位のロリー・マキロイ(28歳/北アイルランド)が、9年間タッグを組んできたキャディー、JP・フィッツジェラルド氏とのコンビを解消したというニュースが飛び込んできた。

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 およそ1カ月前にも、フィル・ミケルソン(47歳/アメリカ)が25年間も一緒に戦ってきた、「ボーンズ」の愛称で知られるキャディーのジム・マッケイ氏とのコンビに終止符を打ち、別々の道を歩むことが発表されたばかり。大物ペアの相次ぐ”別離”によって、ゴルフ界は少しばかり騒然としている。

 コースで戦う選手にとって、キャディーは唯一相談できる同志だ。ティーショットの狙いどころや、ピンまでの正確なヤーデージを選手に伝え、風を読んで、クラブを選択する。グリーン上では難解なラインを選手とともに読む。また、プレーに関わることばかりではなく、苛立ちの募った選手の気分を和らげたり、前向きな気持ちにさせたり、ときにはメンタル面でのサポート役を果たすこともある。

 実際に最近、マキロイとフィッツジェラルド氏との関係において、そうした選手にとってのキャディーの重要性を示した出来事が話題となった。

 それは先のメジャー第3戦、全英オープン初日に起こったことだ。出だしからショットが乱れていたマキロイは、ラフからラフへと渡り歩いていた。不調なのは見るからに明らかで、3番ホールから4連続ボギーを叩くなど、前半だけで5オーバーと大きく崩れた。

 メジャー第2戦の全米オープンでも予選落ちを喫していたマキロイは、「実は(全英オープン初日は)僕はすごくナーバスになっていた。自信がなくなって、どうにもショットへの不安が募っていた」と、のちにそう漏らしている。

 そんなマキロイに対して、フィッツジェラルド氏が6番のティーグラウンドに立った際、こう言ったという。

「キミは”ロリー・マキロイ”なんだろう? いったい何をやっているんだ」

 そのひと言で、マキロイは我に返った。フィッツジェラルド氏の”喝”によってポジティブシンキングを取り戻し、後半はピンに絡むショットを連発して4つのバーディーを奪った。結局、「71」の1オーバーで初日を終えて、最悪の事態から逃れることができた。

「後半になって突然、自分を信じてスイングができた。(1オーバーで終えられて)まだまだ試合に勝てる位置。そこまで取り戻せたのも、本当にJPのお陰だ」

 ラウンド後、自身の”復活劇”をそう振り返ったマキロイ。”相棒”であるフィッツジェラルド氏の存在の大きさをメディアの前でアピールしたのだ。それだけに、今回の突然の”別離”は驚きだった。

 しかしながら、また逆の出来事もふたりの間にはあったのだ。

 同じく全英オープンの3日目、10番ホールでダブルボギーを喫したのは、フィッツジェラルド氏のクラブ選択ミスだった。それが原因となり、キャディー仲間の間では、「彼らのコンビ解消は、もはや時間の問題だろう」と囁かれていたそうだ。

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