ここから本文です

有色人種の女性の賃金格差解消のために闘う、セレーナ・ウィリアムズの奮闘

8/7(月) 19:30配信

ハーパーズ バザー・オンライン

「Black Women’s Equal Pay Day」(黒人女性の同一賃金デー)を記念して、セレーナ・ウィリアムズが『Fortune』誌に、有色人種の女性に対する悲惨な賃金格差や、その状況を変えるために何ができるかについてのエッセイを書いた。
彼女は、出だしから事実を突きつける:黒人女性の賃金は白人男性の63%しかなく、白人女性の賃金より17%少ない、と。

【写真】セレーナ・ウィリアムズのインスタグラムをチェック!

「学位を持っていても、黒人女性はあらゆるレベルで賃金が低いのです。これはスラム街でもシリコンバレーでも同じです。私たちは一緒にこれを変えていきましょう。でも、とてもたいへんな闘いになるでしょう」と、彼女は書く。
ウィリアムズは自分が“経済的に成功している”ことは認める(『Forbes』誌による2017年のもっとも稼いだスポーツ選手リストに、女性でただ一人、2700万ドルの収入で入っている)が、人種や女性だからということで今だに異なる扱いを受けることがある。

数週間前に、同じテニススターであるジョン・マッケンローの性差別的なコメントの対象になった。また4月には、同じくテニス選手から、肌の色について下品なコメントを言われ、人種差別的な侮辱を受けた。
「人生のあらゆる場面で、私は自分自身のために立ち上がり、発言することを学びました。もっとも辛い時に、私は不公平な扱いを受け、男性の同僚から軽蔑されてきました。私はテニスコートの内でも外でも、人種差別的な批評をされてきたのです」

数週間前に、同じテニススターであるジョン・マッケンローの性差別的なコメントの対象になった。また4月には、同じくテニス選手から、肌の色について下品なコメントを言われ、人種差別的な侮辱を受けた。
「人生のあらゆる場面で、私は自分自身のために立ち上がり、発言することを学びました。もっとも辛い時に、私は不公平な扱いを受け、男性の同僚から軽蔑されてきました。私はテニスコートの内でも外でも、人種差別的な批評をされてきたのです」

格差は大きくても変化は可能だとウィリアウムズは信じているが、それにはあらゆる人種や経済的バックグラウンドを持つ男女が問題を認識し、「一人に対する不平等は、全員に対する不平等だ」ということを理解してもらう必要がある。
彼女は、黒人女性が直面している賃金格差に対する認知を高めるためオンライン調査会社SurveyMonkeyの取締役に加わった。彼女が開始を手伝った調査によると、黒人女性の69%が賃金格差があることを認識しているのに対し、白人男性はわずか44%。黒人女性の4分の3は職場には人種的マイノリティーを阻む大きなハードルがあることを認めている。

ウィリアムズは、同じ黒人女性たちに対する励ましの言葉で締めくくる。
「私は、アスリート、起業家、そして黒人女性としての見方や経験を、取締役会に持ち込み、この白人男性優位の業界にもっと包括的な環境をつくる助けがしたいと思います。私はすべての有色人種の女性に同じことをしてほしいのです」

「黒人女性のみなさん:恐れないで。同一賃金のために発言しましょう。それをするたびに、あなたの後に続く女性を少しラクにしてあげられるのです。何よりも、あなたにはそれだけの価値があることを知ってください」

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ハーパーズ バザー

ハースト婦人画報社

2017年10月号
2017年8月19日発売

定価:700円

1867年にNYで誕生した世界初の女性
ファッション誌『ハーパーズ バザー』。
厳選された情報を美しいビジュアルと
ともに発信しています。