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VAR導入のオランダで大混乱! 逆襲から得点も1プレー前に戻りPK宣告、ゴール無効に

8/7(月) 22:08配信

Football ZONE web

オランダ・スーパーカップで発生 フェイエノールトの2得点目の後に主審がビデオを確認

 昨年のFIFAクラブワールドカップで本格導入され、欧州では今季の開幕から導入するリーグが増えているビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)制度だが、オランダでは大混乱が巻き起こった。

【動画】スタジアムは歓喜からブーイングに… VARによるゴール取り消しでオランダ・スーパーカップが大混乱!

 現地時間6日に行われたオランダ・スーパーカップ、フェイエノールト対フィテッセの一戦で事件は起きた。フェイエノールトの1点リードで迎えた後半10分、フィテッセの選手がドリブルでペナルティーエリア内に侵入すると、ボールに足が届いていないスライディングタックルで倒された。しかし、主審はPKを宣告せずにノーファウルとしてプレーを続行した。

 さらに、そのプレーが切れないうちに逆襲で相手ゴール前まで運んだフェイエノールトがゴール。リードを2点差に広げたかに思われたが、ここで主審はゲームをストップ。インカムに手を当てて何かやり取りをすると、「ビデオ確認をする」と宣言してモニターに向かった。

 そして、リプレー映像を確認した主審は、あらためてその一つ前のプレーでフィテッセにPKを宣告。フェイエノールトのゴールは取り消しとなり、ホームのフェイエノールトサポーターは大ブーイングを浴びせた。

 結局、このPKをフィテッセが成功させて試合は1-1の同点となり、そのままタイムアップを迎えてPK戦に突入。最終的にフェイエノールトがPK戦を4-2と制して勝利した。

二つのゴールに影響を与える事態に…

 主審としては、疑惑のあるPK判定からプレーが切れたタイミングでVAR制度での確認をしようと考えていた可能性もあるが、そのプレーでゴールが決まる事態になり、二つのゴールに影響を与える判定になってしまった。

 サッカー界に“正義”をもたらす存在とされるVAR制度だが、その運用の難しさも実証されている。FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は来年のロシア・ワールドカップでの導入を明言しているが、世界中のサッカーファンが注目する大舞台に向けて、運用方法など細部にわたるチェックが必要になりそうだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/7(月) 22:09
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