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冬より痩せない!夏のダイエットは筋肉増強に特化が吉

8/7(月) 6:00配信

ダイヤモンド・オンライン

 夏の暑い時期は食生活が乱れがちです。熱中症対策で、こまめに水分を摂っていたらお腹が膨れてしまい食事がままならない、暑さで食欲が落ちる、冷たいものを食べ過ぎてしまう…など、心当たりはありませんか?そんな中で自己流の無理なダイエットを行うと体調不良を招いてしまいます。今回は夏ならではの無理をしないダイエットのコツをお伝えします。(管理栄養士 岡田明子)

● 基礎代謝が低い夏は 冬よりも痩せにくい

   夏は汗をかくので冬よりも痩せやすいイメージがあります。しかし、「基礎代謝」と呼ばれる安静状態でも心臓や体温維持などで最低限使われているエネルギーの消費は、夏よりも冬の方が高いことをご存知でしょうか?

 人間の体には常に体温を一定に保つ仕組みがあります。冬は気温が低いので体温を保とうと体内で熱を産生するため、基礎代謝が上がります。一方で夏は、気温が高いので自身で熱を産生しなくても体温は保たれています。このことから、冬は基礎代謝が高いので痩せやすく、夏は基礎代謝が低いので痩せにくいと言われています。

 さらに、夏場は冷たいものを口にする機会が増えたり、冷房と外気温の差で自律神経が乱れるため、基礎代謝はさらに下がりやすくなります。基礎代謝を上げるために、夏こそ温かいものを食べて体を冷やさないようにすることがダイエットのポイントです。

 他にも夏ならではのダイエットのコツとして、「水分補給」「筋肉作りや健康な体作りのを意識すること」が挙げられます。

● 熱中症対策の水分補給 シーンに合わせて飲み物を変える

 真夏は熱中症対策としてこまめな水分補給が大切になります。ダイエットをしようと運動をしている人や体力仕事をしている人は特に気を付けましょう。

 「熱中症」は、高温で多湿の環境に体がうまく対応できずに生じる様々な症状の総称です。症状は、頭痛、めまい、失神、けいれん、倦怠感、吐き気などがあります。平常では気温が高まると体は発汗することで熱を体外に逃がして体温を一定に保とうとします。しかし、気温が上がって脱水状態になると、発汗のための水分が足りなくなり体に熱がこもって体温が上昇し、上記の症状が表れます。

 熱中症を防ぐためにはどんなもので水分を補給するとよいのでしょうか?

 暑い時間に激しい運動をする時は、スポーツ飲料がおすすめです。汗をかくと水分とともに塩分(ナトリウム)も失われるのでスポーツ飲料はナトリウム補給に適しています。なお、たくさん汗をかいた後に食事をするのであれば、食事で塩分を補うことができるのでスポーツ飲料をわざわざ選ぶ必要はありません。

 では、日常生活の熱中症対策では何を飲むとよいのでしょうか。運動する時の水分補給に向いているスポーツ飲料を飲む人も少なくありません。しかし、スポーツ飲料はナトリウム以外にも糖質が多く含まれているので糖分を摂り過ぎないよう気を付けましょう。摂り過ぎると脂肪の蓄積につながってしまいます。あまり汗をかいていない時は、水やお茶などの糖分の入っていない飲み物で十分です。

 ジュースや清涼飲料水、ビール、微糖のコーヒー、エナジードリンク、フレーバーウォーターなど本数が積み重なるところで驚くほどの糖分を摂ってしまっていることもあります。補給する水分を見直すだけでも体重は減るので、飲み物で糖分をとり過ぎていないかを一度チェックしてみましょう。また、この時「補給する量」には気を付けましょう。大量に飲み過ぎると、水分でお腹がいっぱいになり、肝心の食事がのどを通らず、食生活が乱れてしまうこともあります。

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