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第5回CtoCデザインチャレンジの受賞作品とは

8/8(火) 22:40配信

オルタナ

環境認証「クレイドル・トゥ・クレイドル(CtoC:ゆりかごからゆりかごへ)認証」プロダクトイノベーション研究所は6月、「第5回CtoCプロダクトデザインチャンレンジ」コンテストの受賞者を発表した。(翻訳=寺町 幸枝:オルタナ/Sustainable Brands Japan)

米ベンチャー企業のエコベイティブ・デザインが製造したキノコの菌糸体でできた移動可能な防音壁「MyEcoWall(マイ・エコ・ウォール)」や、子どもの成長に合わせてサイズが大きくなる子ども用レインコート「Scout(スカウト)」などが選ばれた。

このコンテストは、第1シリーズとして全6回の開催を予定しており、今回は5回目となる。CtoC認証製品のデザイン基準を用いて、デザイン業界に、製品デザインを通して循環経済を実現するためのきっかけと影響を与える狙いで開催されている。

CtoC認証プロダクトイノベーション研究所の共同創立者であり、「サステイナブルなものづくり―ゆりかごからゆりかごへ」の著者でもあるウィリアム・マクダナー氏は、「CtoC認証の規定は、循環経済を実現するための素材や製品に関する認証であり、品質基準である」とし、このコンテストは「デザイナーや学生にとって、CtoC認証や循環経済を実現するためのデザイン原則を知るための機会であり、次世代のCtoC製品を生み出すことを目指し、認証のついた高品質な素材を試行錯誤して利用することで、循環経済を進化させるための機会でもある」と語っている。

これまでに、このコンテストには、30カ国406人のデザイナーから、466作品以上の応募があった。この5回目のチャレンジでは、17カ国141人のデザイナーから94作品の応募があった。ここでは上位5作品を紹介する。

マイ・エコ・ウォール(MyEcoWall)

学生プロジェクト部門とアルミニウム使用部門で最優秀賞を獲得したマイ・エコ・ウォールは、スペイン・バルセロナにあるEINAデザイン&アート大学のカタリナ・ヴィアナ氏とフェラン・ゲザ氏のデザインした製品だ。この防音効果のあるマイ・エコ・ウォールを活用することで、働く人たちは自由自在にワーキングスペースを作ることができる。

マイ・エコ・ウォールは、購入だけでなくレンタルも可能だ。さらに、1枚から交換することが可能だ。廃棄する必要もなく、リサイクルして使えるのだ。実際に、アルミニウムでできているパーツは再利用でき、バイオロジカルなパーツは再利用でき、肥料として土に返すことができる。

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最終更新:8/8(火) 22:40
オルタナ

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