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英国女性の3人に2人がフェミニストであることが判明

8/8(火) 18:30配信

ハーパーズ バザー・オンライン

「フェミニスト」という言葉につきまとう固定概念を取り払うのは至難の技。最近ではビヨンセやエマ・ワトソン、ミシェル・オバマ元大統領夫人などのセレブたちが、フェミニズムの必要性を訴えているが、そうした後押しがない限り、その思想を定着させ、女性の権利を拡張させることは難しいとされている。

【動画】フェミニズムを訴えたビヨンセの「Flawless」のミュージックビデオをチェック!

そんななか『男も女もみんなフェミニストでなきゃ』の著者チママンダ・ンゴズィ・アディーチェのように、フェミニズムのコンセプトを簡潔に分かりやすく説明することで、その理解を広めようとする女性たちも増えているという。実際にビヨンセも「Flawless」という曲のなかで「フェミニストとは、すべての性の社会的、政治的、経済的平等を信じる人」というチママンダ・ンゴズィ・アディーチェのスピーチの一部をそのまま引用している。

そういった努力が実り、13歳以上の女性2,000人を対象にイギリスの広告会社『UMロンドン』が実施した調査によると10代の英国女性のうち69%がフェミニストであることが判明。ところがその一方で、成人女性のうちフェミニストであると断言したのは46%と少し少なめだった。
年代別に見ると、18歳~24歳では54%、25歳~34歳では44%、55歳以上ではたったの36%がフェミニストと回答したのだそう。年齢が上がるにつれ、その割合が少なくなるのがわかる。

『UMロンドン』の業務執行社員ソフィア・デュラニは、ウェブマガジン『ブロードリー』に対し、次にようにコメント。「今の若い女性たちは、『男女平等は当たり前』と思う社会で育った。かつてないほど平等主義者の人が多く、中身が空っぽの『ガールパワー』よりも、男女平等を信じる人の方が多い。この劇的な変化は、古くから伝わる家父長制の終わりを意味するかもしれない」
この調査結果で明るい未来を想像した女性も多いはず。あとは母親や祖母、叔母たちにも平等な権利が与えられるよう、引き続き取り組む必要がありそう。

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