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大切なペットのために会社を休める?

8/8(火) 7:20配信

@DIME

犬や猫などペットと暮らし、愛犬愛猫を大切に思う人にとって、彼らは家族であり、パートナーである。かけがえのない存在であることに間違いはないだろう。そのペットが病気やケガなどで世話が必要な時にはどうするか?

飼い主さん自身が仕事をもっていた場合、これは結構切実な問題ではないだろうか。自分の代わりに面倒を見てくれる家族や友人がいればいいが、家族全員が仕事や学校に行かねばならないお宅や、夫婦共働き、一人暮らしの場合は少々頭を悩ますことになる。

動物病院に預ける、ペットシッターにお願いするという方法もあるものの、そこまでの必要はない場合や、費用、ペットの性格などの理由から、それは避けたいという場合もある。何より、自分の大切なペットなのだから、どんな時も自分で世話をしたいと思う人も多いことだろう。ちなみに、筆者はこのタイプである。

ところで、最近、少々ユニークな調査結果を目にした。それは、イギリスのAnimal Friends Pet Insuranceという保険会社が同国内の2,000人の働く人を対象に、ペットに絡んだ休暇について調べたもので(*1)、3分の1にあたる人がペットの世話をするために仕事を休んだ(または抜け出した)ことがあると答えたそうだ。そして、犬と猫の飼い主では、「病欠」した日の23%をペットの世話をするために使っていると。

また、仕事を休む際には42%の人がウソをついて休み、正直に話すという人は男性で63%、女性で54%だったそう。愛犬家の多いイギリスにあっても、ペットのために仕事を休むというのは、どこか気が引けるところがあるのだろうか。しかし、一方で、正直に話すことで認められるケースも多いようだ。

年代で見ると、18歳~24歳の若い世代では約40%の人がペットの世話をするために仕事を休んだことがある答え、55歳以上の年代になると18%と下がる。これは、年代が上がると家庭をもっている人が多くなり、その分、自分の代わりに面倒を見てくれる家族がいるからということなのかもしれない。筆者の個人的体験では、愛犬が介護状態となり、犬生を終えた時がもっとも難儀をした。

その時お世話になっていた編集部は元々犬に理解があったことから、「しばらく休んでいいよ」と言ってもらえ、愛犬のそばにいることができたのだが、ある友人は同様に愛犬が介護状態となった時、毎日仕事の休憩時間には一旦自宅に戻り、世話をした後、また仕事場に戻るという生活を繰り返していた。その折、「犬の世話をしに家に戻るとはなかなか言えなくてね…」とも言っていたことを思い出す。

病気やケガ、介護、そうしたペットの世話が長引けば長引くほど、仕事をもっており、かつ代わりにペットの面倒を見てくれる人がいない場合には困ることも多いだろう。

新しく犬を迎えたりした時に「育犬休暇」としての有給休暇を取り入れた会社もあるが(記事「職場に犬がいることで仕事効率がアップする!?」)、そうした環境の整った仕事場というのは稀である。病気や介護が必要なペットのことは気になる。しかし、彼らの世話をするためにも稼ぐ必要はあるし、仕事に対する責任もある。さて、そんな時、あなたならどうする?

参考資料:
(*1)Should workers be allowed time off to take care of their poorly pets? / Animal Friends Pet Insurance(2017.6)

文/犬塚 凛

@DIME編集部

最終更新:8/8(火) 7:20
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