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「東京の星」の19歳日本人が快挙 サーフィン国際大会V 米紙「新しい王に相応しい」

8/8(火) 12:32配信

THE ANSWER

19歳五十嵐カノアがUSオープン初優勝、地元紙も称賛「新しい王を招く完璧なタイミング」

 サーフィンの国際大会「USオープン」が6日(日本時間7日)に米カリフォルニアで行われ、日本の五十嵐カノアが初優勝を飾った。世界的に権威ある大会で快挙を達成し、20年から新競技に採用された東京五輪の星として期待される19歳に地元の米メディアも注目。地元紙「ロサンゼルスタイムズ」が「新しい王を招き入れるのには完璧なタイミングだ」と次世代のキングとして称賛している。

【動画】まるで一体となっているかのように波に乗って歴史的快挙…「ワールド・サーフ・リーグ」公式ツイッターが紹介した五十嵐の華麗なライディング

 五十嵐は初めて決勝進出し、キレのあるライディングを披露。日本人の両親とともに幼少期に移り住んだ“地元”のカリフォルニアのファンを沸かせ、10点満点で9.63点をマーク。見事に初優勝を果たした。

 世界のトップ選手が集まった大会で日本の19歳が優勝する快挙。これを受け、米メディアから大きな脚光を浴びることになった。ロサンゼルスタイムズは「ハンティントンビーチで五十嵐がUSオープン男子で優勝を勝ち取る」と特集している。

 記事では「キング・ケリー、わきへ寄れ。カノアのために道を開けろ!」とセンセーショナルに記し、世界サーフィンリーグチャンピオンシップツアー(CT)で11度の優勝を果たしている45歳のケリー・スレーターは45歳が足の負傷でシーズンを離脱していることを紹介。その上で19歳の青年をこのように称賛している。

「新しい王を招き入れるのには完璧なタイミングだ。五十嵐カノアが、その座にふさわしい偉業をやってのけた」

 五十嵐はサーフィン界の帝王に代わり、次世代のキングにふさわしい人間であるとつづり、現在プロ2年目、世界ランキング29位であることも伝えている。

「東京五輪の星」にファンも称賛「この若者は東京でもそのサーフィンを見せつける」

 サーフィンは昨年8月に決定した20年東京五輪の新競技の一つ。五十嵐は日本トップ選手の実力と米国育ちというキャラクターが脚光を浴び、「東京の星」として期待されてきた。

 優勝の模様は「ワールド・サーフ・リーグ」の公式ツイッターが動画付きで紹介しており、「おめでとう! この若者は2020年に東京で行われる試合でもそのサーフィンを見せつけることになる。見事だ!」とファンから称賛の声が上がっていた。

 一方、記事では本人が「(ライディング中は)優勝スピーチで何を言おうかだけをただ考えていた」とジョークを交えながら、大会について振り返ったことを紹介している。

「最初は全くもって不可能なことだと思っていたし、スタートからほとんど感情的になっていた。だけど、観客が今日はお前の日だぞ、今年はお前にとって最高の年になるぞ、と言っているのを耳にして目が覚めた。僕は、ただそれを信じようと。そしてそれを現実にすることができた」

 地元のファンに感謝した五十嵐は「ハンティントンビーチを信用していた。運が味方することも信じていたし、波がやってくることもわかっていた」とも語り、US初優勝を喜んだという。

 自国開催で盛り上がりが高まる東京五輪でメダル獲得も視野に入る19歳。その注目は日本のみならず、世界でも高まっていきそうだ。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:8/8(火) 14:32
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