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カッコいいオープンカーは好きですか?──メルセデス・ベンツ Eクラス カブリオレに試乗

8/8(火) 22:01配信

GQ JAPAN

2017年3月のジュネーブ・モーターショーでフルモデルチェンジした、メルセデス・ベンツ Eクラス カブリオレに小川フミオが試乗した。テストドライブのステージに選ばれたのは、初夏のスイス・モンブラン。

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■新型はさらにオールマイティに

4人乗りフルオープンモデルのメルセデス・ベンツ Eクラス カブリオレ。耐候性に優れた幌を備え、オープンでもクローズドでもスタイリッシュなルックスを持つ1台だ。

メルセデスはCクラスやSクラスにもカブリオレを設定しているが、大人4人が無理なく乗車でき、かつ市街地でも扱いやすい適度なサイズという点においては、このEクラス カブリオレがベストかもしれない。

もっとも、個人的にはEクラスにはじめてカブリオレが設定された1992年以来、ずっと好感を持ってきた1台だ。セダンをベースにしたフルオープンというのは、当時からスタイルとしてかなりカッコ良かった。

新型Eクラス カブリオレは、すでに発表済(2016年12月にデビュー)のEクラス クーペをベースとしている。かつてはCクラスのシャシーを使っていたこともあったが、いまはきちんと専用シャシー。新型ではこのクルマでしか手に入らないキャラクターを追求している、とメルセデスの開発者は言う。

僕がこのクルマに試乗したのは、2017年6月に開催された国際試乗会。試乗ルートはジュネーブからモンブラン。市街地、高速、それに山岳地帯と、さまざまなシチュエーションで試せたのはとてもよかった。

Eクラス カブリオレの真骨頂は、エレガントな存在感かもしれない。街中やリゾートにもっとも似合いそうだ。いっぽうで、とくに新型は、オールマイティぶりはさすがメルセデスの製品だな、と大きく評価したくなる。ゆったり流す時だけでなく、高速や山道を駆け抜けても、その高性能ぶりには感心した。

■まさに爽快

従来型よりひとまわり大きくなった新型は、全長で123mm、全幅で74mm拡大。ホイーベースは113mmも伸びている(すべて欧州値)。「その恩恵は後席乗員のために」と広報資料が謳うとおり、Cクラス カブリオレと比較すると汎用性が高く、Sクラス カブリオレよりも取り回し性にすぐれる。その点でバランスの取れたモデルである。

新型のモデルレンジは多岐にわたっている。2リッターからはじまり、ディーゼルもあれば、後輪駆動にくわえてフルタイム4WDもラインナップ。AMGモデルについても後日追加予定だという。

パワーユニットは、ガソリンとディーゼルの2本立てだ。ガソリンモデルは2リッター直4で184ps(135kW)のE200をエントリーモデルとし、おなじエンジンながら245ps(180kW)のE300、それに3リッターV6で333ps(245kW)のE400をランナップ。

ディーゼルはいまのところ日本導入の予定はないというが、400Nmの最大トルクを持つ2リッター直4のE200dと、620Nmという驚くべきトルクを発生する3リッターV6のE350dを展開する。

メルセデスが「4MATIC」と呼ぶフルタイム4WDシステムを搭載するのは、ガソリンのE400とディーゼルのE350dの2車種で、変速機はすべてのモデルで9段オートマチックだ。

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最終更新:8/8(火) 22:31
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