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チェルシー補強策に苦言のコンテ 「12カ月後も監督なら驚き」と識者が今季中の解任示唆

8/8(火) 18:10配信

Football ZONE web

元リバプールのキャラガー氏が見解 「上の人間に関与されることを受け入れられない」

 チェルシーのアントニオ・コンテ監督は就任1年目の昨季にプレミアリーグを制覇し、イングランドでもその手腕を発揮した。しかし、今夏は希望した補強が進まないことに不満を示すなどクラブ首脳陣との関係に亀裂が入り始めているという。現役時代はリバプール一筋で、現在は解説者として活躍するジェイミー・キャラガー氏は、「コンテが12カ月後もチェルシーの監督だったら驚き」とコメントしている。

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 キャラガー氏は英衛星放送「スカイ・スポーツ」の番組に出演し、コンテ監督に関する持論を展開。今シーズン中に指揮官が解任される可能性が高いとの見方を示している。

「12カ月後、私がここに座り、まだ彼(コンテ)がチェルシーの監督だったら私はとても驚くよ。彼は上の人間に関与されることを受け入れられないタイプの人間だ。特にタイトルを獲得したとなれば、なおさらだろう」

 コンテ監督はシーズン途中に3バックシステムを導入。就任1年目からチームに2季ぶりのリーグタイトルをもたらし、新たな機能性をもたらした手腕は見事だった。

 しかし、今夏の移籍市場ではスペイン代表FWジエゴ・コスタに戦力外を言い渡した上で、ユベントス時代からの悲願のターゲットとされていたベルギー代表FWロメル・ルカク(→マンチェスター・ユナイテッド)獲得を熱望するも補強に失敗。フランス代表MFティエムエ・バカヨコやスペイン代表FWアルバロ・モラタを加えたとはいえ、ユベントスのブラジル代表DFアレックス・サンドロ獲得も叶わないなど、コンテ監督のプラン通りに進んでいない。公にクラブの補強策に苦言を呈することもあった。

「チェルシーは容赦しないクラブだ」

 キャラガー氏は「彼がおとなしくすることはないだろうが、監督がなんでも話してしまうのはクラブにとっては良くない」と指摘。しかし、その一方で、チェルシーも指揮官の反発をおとなしく聞いているだけでは終わらないとも予想している。

「チェルシーにはしっかりとビジネスモデルがある。容赦しないクラブだ。レアル・マドリードに少し似ていて、彼らが他のクラブのように監督を尊重するとは思えない。彼らは監督を12カ月で解任することを恐れないが、それに不満もないだろう。(ロマン・)アブラモビッチが来てから、彼らは誰よりも多くのトロフィーを獲得してきたからね」

 ロシアの大富豪アブラモビッチ氏がオーナーとなり、豊富な資金力を手にして以降のチェルシーは5度のプレミアリーグ優勝、2011-12シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ制覇など数多くのタイトルを獲得してきた。

 しかし、アブラモビッチ政権誕生後に二度指揮を執ったジョゼ・モウリーニョ監督もあっさりと解任され、カルロ・アンチェロッティ監督、ルイス・フェリペ・スコラーリ監督、クラウディオ・ラニエリ監督(在任中の03年にアブラモビッチ氏が会長に就任。04年に解任)ら名立たる名将たちも、2年持たずに解任されている。リーグ制覇を成し遂げたコンテ監督でも安泰という保証はどこにもない。

 キャラガー氏は今季中にコンテ監督が解任されても、驚きはないと語った。果たしてプレミア王者チェルシーは、昨季に続く充実のシーズンを過ごすことができるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/8(火) 18:10
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