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日本代表も“被害者”に…超絶PK「パネンカ歴代10選」 ジダン、トッティらが美技

8/8(火) 20:48配信

Football ZONE web

発祥はチェコスロバキア代表のパネンカ、スペイン紙が歴代一撃から厳選

 得点の大きなチャンスであるペナルティーキック(PK)。ここで相手GKの心をへし折り、自らの度胸の大きさを試すのがチップキックだ。スペインでは人を食ったようなこのシュートを「パネンカ」と称するが、スペイン紙「AS」メキシコ版はパネンカ10個を厳選。日本代表も“被害者”として取り上げられている。

【動画】伝説はここから始まった…FOXスポーツの公式ツイッターが紹介した1976年6月20日「パネンカ」誕生の瞬間

 そもそも「パネンカ」はサッカー選手から名づけられたものだった。チェコスロバキア代表MFアントニーン・パネンカは1976年欧州選手権・決勝西ドイツ戦のPK戦、相手GKゼップ・マイヤーを右に飛ばせてからフワリとした弾道のシュートでゴールネットを揺らした。パネンカの成功によって、チェコスロバキアは欧州ナンバーワンの座に輝いている。

 現代サッカーの名手たちも「パネンカ」を見せる場面があった。現在レアル・マドリードの指揮を執るMFジネディーヌ・ジダン(フランス)は2006年ドイツ・ワールドカップ決勝で、GKジャンルイジ・ブッフォン(イタリア)相手に先制点となるPKを柔らかな軌道でゴール右隅へと収めた。ただ、この一撃以上に印象に残っているのは、延長戦でDFマルコ・マテラッツィに見舞った頭突きであるのは世界中の共通項だろう。

 アズーリが誇るファンタジスタとレジスタも、それぞれチップキックを決めている。昨季限りでの引退を決めたFWフランチェスコ・トッティは2000年欧州選手権準決勝・オランダとのPK戦。そしてACミランやユベントスの黄金時代を築いたMFアンドレア・ピルロは2012年欧州選手権準々決勝・イングランド戦でそれぞれ成功。そのスキルと度胸で流れを呼び込み、どちらの試合でも勝利を収めている。

川島は2015年のアジアカップで“餌食”に…

 その他にも、2004年欧州選手権でポルトガル代表FWエルデル・ポスティガ、2011年のゴールドカップで「チチャリート」ことメキシコ代表FWハビエル・エルナンデスらのPK成功を挙げているが、直近では2015年のアジアカップ準々決勝、日本対UAEも取り上げられている。

 この試合は1-1のまま延長戦でも決着がつかず、PK戦に突入。背番号10のMFオマル・アブドゥルラフマンがGK川島永嗣をあざ笑うかのようなパネンカを決め、最終的にはUAEが勝利した。これがハビエル・アギーレ前監督体制のラストマッチとなったことは記憶に新しい。

 もし失敗すれば相手からは笑い者、ファンから糾弾されるPKでのチップシュート。それでも敢行して成功した選手たちは、100%決めるという自信があったからこそ勝負に出るのは確かだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/8(火) 21:56
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