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ガラスの器の曇りを「酢」を使ってクリアに!透明感で涼しげな演出を

8/8(火) 20:10配信

ESSE-online

食卓に涼を運んでくれるガラス食器。せっかくの出番、というときに、食器の表面についた白い“曇り”が気になったことはありませんか? 和食器を扱う『うつわ ももふく』店主・田辺玲子さんに、ガラスの器のメンテナンスについて伺いました。

曇りをとり除くには、ぬるめのお湯にお酢を入れてつけおきを

田辺さん曰く、曇りの原因はおもに2つあります。「ひとつは洗ったあと、しっかりと水分をふきとらなかったことで、水道水に含まれるカルシウムやカルキが沈着してしまうせい。もうひとつは牛乳やオイルなどの油分がきちんと洗いきれておらず、表面に残ることによるもの。長く使っていない食器が曇っていたら、ぬるめのお湯にお酢を入れ、30分ほどつけおきするのが効果的です」

もちろん、曇りを予防するには日々のお手入れも大切。

「お湯でしっかり洗ったあと、毛羽立ちのない、きれいなふきんなどで水分をきちんとふき取るように心がけましょう。お湯は熱い方が洗ったあとの水きれがいいですが、ガラスは急激な温度変化に弱いので、沸騰したお湯は厳禁です」

曇りのないきれいなガラスで夏の食事を楽しんでみませんか。

ガラスの器を気持ちよく使うためのポイント

●洗い方

一般的な食器用洗剤とスポンジで普通に洗えばOK。ただし、ガラスは滑りやすいので、大きなボウルなどはシンクに置いて洗った方が安全。クリスタルのグラスなど、曇りをつけたくないものは、熱めのお湯であらった方が、水がきれやすく、曇り予防になる。

●拭き方

手あかを残さないためのコツは、毛羽立ちのない使い込んだリネンを2枚用意し、それを両手に持って器をクルクル回しながらふくこと。キッチンペーパーなどでふいても問題はないが、クリスタルのグラスはやわらかいので、ペーパーだと傷がついてしまう可能性がある。避けた方が無難。

●保管法

陶器など、硬さの違う食器と重ねると傷がついたり割れたりしやすいので、ガラス同士で重ねてしまうのがベスト。利用するシーズンが過ぎてしばらく使わないというときは、熱めのお湯でしっかり洗ってきれいにふき上げてからしまうこと。次の年、曇りなない状態で使うことができる。

●使用上の注意

ガラスは熱湯をかけると割れてしまうので要注意。よくあるのが、アイスティーやアイスコーヒーの準備をする際の破損。氷を入れたグラスに、沸騰したてのお湯でつくった熱いお茶やコーヒーを注ぐのはNGです。急激な温度変化により、一瞬で割れてしまうので、ある程度冷めたものを注ぐように。

●夏におすすめのガラス食器の使い方

そうめんやサラダなどはもちろん、アイスクリームを入れるような小さなガラスの器に、おひたしやあえ物、ひじきの煮物などを入れ、小鉢代わりにするのもあり。暑い夜の食卓も涼しげになる。

●教えてくれた人
【田辺玲子さん】
東京都町田市にある「うつわ ももふく」の店主

<イラスト/macco 取材・文/ESSE編集部>

ESSE

最終更新:8/8(火) 20:10
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