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実母が「子なしの娘夫婦」を冷遇する理不尽

8/8(火) 9:00配信

東洋経済オンライン

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私は40代で、結婚していますが子どもはいません。実母は私に何かと冷たく、妹夫婦ばかりをかわいがります。どのように付き合えばよいか、悩んでいます。
昨年、実母の長寿のお祝いで結婚後、初めて夫と一緒に帰省しました。同じく結婚し、県外で暮らす実妹も帰省していました。そのときのことですが母は、妹にばかり気を遣い、あからさまに私たち夫婦には、ぞんざいな接し方をしました。

妹もそのことに対して、私たちに何ら気遣うことなく、むしろそれが当然のように、振る舞っていました。
それ以来、最低限の用事のときにだけ母に連絡し、昨年の私たちへの配慮のない対応で非常に傷ついたことは、ずっと私の心にしまっていました。それでも我慢ならず、先日そのことを、母に言いました。
母は、「子どもがいる家族が丁寧に扱われるのは当然」と言うのです。「あきらめなさい」とも言われました。子どものいない娘に対し、非常に配慮のない言葉だと思うのですが、このような母親とどう付き合えばいいでしょうか。

利子(仮名)

■親子断絶にも発展する深刻な問題

 今日はとてもお気楽な悩みに聞こえる読者も、おられると思います。しかしこの問題で、親子断絶に発展する家族も珍しくなく、現実は深刻です。実際は子ども側の誤解である場合が多いものですが、そうではないあきれるばかりの親を探すのも簡単になりました。

 ですが、成熟度が不十分な親による、子供への差別的な態度を、必要以上に荒立てない知恵も必要です。

 ここで重要なのは夫君への気配りであり、夫君と一緒に実家へ行くのは、やめたほうがいいです。

 「かんで痛くない指はない」という一般論。

 これは、「自分の指のどれをかんでも痛さが同じであるように、親にとっては自分の子のかわいさに、違いがあるはずがない」という意味です。ですから自分が、ほかのきょうだいに比べて親から差別されているとひがむ子どもに、それが誤解であることを得々と説明するときに、この言葉はよく使われました。

 一般的な普通の親なら、わが子への愛情に、いささかの差もないものです。ただし、仕事か勉強がうまくいっていない、病弱だ、特別に神経質だなどと順調でない子には、そうでない子よりは親として、特に手をかけ、配慮するのは当然です。

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