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「6時を過ぎると体は眠りに向かう」医師が残業をすすめない理由

8/9(水) 8:00配信

BEST TIMES

ダラダラと会社に残っていても成果はあがらない――。ビジネスマンはもう、うすうす気づいているだろう。これには医学的な裏付けがある。最新刊『自律神経が整えば休まなくても絶好調』(ベスト新書)を上梓した、医師・小林弘幸氏は「6時を過ぎると副交感神経が優位になって体は眠りはじめる」と語る。

夕方の集中タイムはこうつくれ

 捨ててもいい昼食後の2時間が過ぎると、もう一度、集中できる時間帯がやってきます。3時から6時くらいの間の2時間ほどです。

 というのも、夕方になってくると交感神経は下がり始め、同時に副交感神経が上がってきて、両者のバランスが整います。自律神経がいい状態になるので、「もうひと頑張りしよう」と再びギアを入れることができるのです。

 午前中よりも交感神経が低いのでアグレッシブな仕事には向きませんが、その分、落ち着いて取り組むことができます。

 サッカーの試合などを見ていても、後半に入ってバテバテだった選手でも、アディショナルタイムになると、猛烈に集中しますよね。

 このように「あとちょっとの限られた時間」は私たちを奮い立たせてくれます。それを有効に使うことで、その日の仕事を確実に終わらせてしまいましょう。

残業してもしょうがない理由

  逆に、この時間帯を活用できないと、だらだらと残業をすることになります。しかし、6時を過ぎれば副交感神経が圧倒的に優位になって、体は眠りに向かっていきます。そこでいくらじたばたしても、いい仕事はできません。

 どこの職場でも言えることだと思いますが、残業時間が多い人ほど仕事ができるというわけではありません。むしろ逆で、さっさと定時で帰ってしまうような人こそ、高い業績を残しているものです。

 6時を過ぎたら、さっさと帰ってしまいましょう。
 このとき、「自分は業績を残せていないから帰れない。残業するしかない」と考えていてはいつまでたっても変われません。「自分は残業しているから業績を残せないのだ」と発想を転換し、定時に帰る努力をしてみてください。

 すると、時間の使い方が変わってきて、働き方も、生き方自体も変わります。自ずと業績もついてくるでしょう。

(『自律神経が整えば休まなくても絶好調』より構成)

文/小林 弘幸

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