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専門家に質問「老眼鏡はどこで買う?」「度数が進むたびに作り替えが必要?」

8/9(水) 12:39配信

OurAge

イザ老眼鏡が必要となったとき、悩むのはどんなものをどこで買うかということ。そこで、3人の専門家に教えてもらった。

■教えてくれた人
・大倉萬佐子さん(眼科医)/アイクリニック天神院長、瞳美容研究所代表理事。目から始まる美容と医療を合わせた「瞳美容」をキーワードに活動。
・岡田哲哉さん(グローブスペックス代表)/2017年「世界一のメガネ店」に選ばれた「グローブスペックス」代表。ファッションとしてのメガネ、医療機器としてのメガネ、どちらの知識も豊富。
・古屋和義さん(れんず屋代表)/日本初のメガネレンズ専門店「れんず屋」を主宰。フレームは買わずにレンズ交換だけでOKという懐の深さも、レンズの在庫数も驚異的。

Q.近視の人はどんな老眼鏡を選ぶといいの?

A.
「老眼になると近視用メガネをはずせば手元が見やすくなりますが、近視の人すべてがメガネをはずしてちょうどよい具合に、自分が見たい距離で手元を見られるわけではありません。よく見える距離と見たい距離がずれてしまうのが普通なので、それに合った遠近両用レンズをオーダーします。普段コンタクトレンズをつけているなら、近くを見るときは、手元を見るための単焦点老眼鏡をかける手もあります」(岡田さん)

Q.通販で老眼鏡を買ってもいい?

A.
「メガネを作る際は、毎回目の病気がないかを検査して、自分の目に合ったものを購入するのが基本。眼科で出された処方箋をメガネ店に持って行き、オーダーするのが理想です。メガネ店では実際にかけ、装用感に問題がないかなどを確認し、調整します。通販ではフィッティングも調整もできないため、おすすめできません」(大倉さん)

Q.老眼鏡は、度数が進むたびにずっと作り替えるの?

A.
「50代後半以降は徐々に老眼の進行が遅くなり、3年以上作り替えない人も多いようです」(岡田さん)

Q.初めて買うなら100円ショップの老眼鏡でもいい?

A.
「あくまで一時的に拡大して見る程度ならいいと思います。ただ、日常的に老眼鏡をかける場合は、合わないレンズを装用することで眼精疲労や肩コリ、頭痛などの症状を引き起こす可能性がありますので注意が必要です」(大倉さん)

Q.拡大鏡(ルーペ)と老眼鏡はどう違うの?

A.
「拡大鏡(=ルーペ)は、小さいものを拡大して見せますが、老眼鏡は目の焦点を合わせて見せるので、拡大はごくわずか。拡大鏡は小さいものに近づけて使いますが、老眼鏡は自分の目に近づけないと見えません」(岡田さん)

Q.眼科とメガネ店の視力検査は違うの?

A.
「眼科は目の健康や疾患などを診断してもらうところ。基本的には、視力検査もそのために行われます。メガネ店はメガネを作るための視力測定をするところです。目に違和感などがある場合は、まずは眼科での受診をおすすめします」(古屋さん)

Q.老眼鏡に見えない選び方は?

A.
「いかにも老眼鏡に見えるといえば、いわゆる小玉がついて境目くっきりの二重焦点レンズが入ったメガネ。ほとんど見かけなくなった今、あえてそれを選ぶ人はいないと思いますが。最近はメガネフレームもおしゃれに進化して、ファッションアクセサリーのようなタイプも。また、メガネアクセサリーも手伝って、老眼鏡もどんどん楽しくなってきています」(岡田さん)

最終更新:8/9(水) 12:39
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