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日本の歴史に新たな1ページを 専門メディアが松山特集「ヒデキの時代がやってくる」

2017/8/9(水) 19:12配信

THE ANSWER

ゴルフ専門サイトも注目「日本がメジャー大会でなめてきた苦渋に終止符を打つ」

 10日から全米プロゴルフ選手権が開幕する男子ゴルフ。悲願のメジャー初制覇に挑む松山英樹(レクサス)への注目度は日に日に高まっているが、欧州メディアも「待ちに待ったヒデキの時代がやってくる」とゴルフ界の新たな“帝王”候補として名前を挙げている。

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 松山は先日の世界選手権シリーズ・ブリヂストン招待最終日、大会レコードタイの「61」をマークする神がかり的なプレーで、ロリー・マキロイ(英国)やジョーダン・スピース(米国)ら実力者揃いの大会を制した。

 PGAツアー公式サイトは全米プロゴルフ選手権開幕に先立って選手の格付けを掲載し、松山は堂々のトップにランクインしたが、欧州ゴルフ専門サイト「ゴルフ・マジック」も「日本がメジャー大会でなめてきた苦汁に終止符を打つ。待ちに待ったヒデキの時代がやってくる」と特集を組んでいる。

 記事では、日本のエースとして立場を確立した松山が、世界ランキング2位のジョーダン・スピース(米国)や同4位のロリー・マキロイ(英国)とは異なり、まだメジャー大会のタイトルを獲得していないことに言及。日本人選手では樋口久子氏が1977年に全米女子プロゴルフ選手権でメジャー初制覇を果たしたのを最後に、青木功(フリー)や尾崎将司(セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ)、中嶋常幸(静ヒルズCC)、片山晋呉(イーグルポイントGC)といった男子の実力者たちでも手が届かなかったことに触れている。

「マツヤマは全米プロ選手権に参加する誰よりもプレッシャーを受けることになる」

 その一方で、日本を代表して米ツアーに挑戦する松山にかかる重圧は、他のどの選手よりも大きいと分析している。

「日本のヒデキ・マツヤマは、今週にクエイル・ホローで開幕する全米プロゴルフ選手権に参加する156選手の誰よりも強烈なプレッシャーを受けることになるかもしれない。あのジョーダン・スピースやロリー・マキロイ以上のものだ。国を背負う重圧を受けて大会に臨む者は、日本人初の男子メジャー大会チャンピオンを目指すヒデキ・マツヤマ以外には誰もいない」

 ブリヂストン招待で米ツアー通算5勝目を挙げた松山を、同メディアは過去の男子選手の中で「最も頂点に近い立場にある」としている。

 記事では、その根拠を裏付けるようにメジャー優勝経験者たちのこれまでのコメントを紹介している。

「ヒデキの試合展開でメジャーの準備ができていることが分かる」(ジョーダン・スピース/米国)

「マツヤマは一度波に乗れば、その加速を維持できる。それはとても印象的だ。彼はこの18か月間特に多くのものを勝ち獲り、良い終わり方をする印象的な活躍を見せている」(ロリー・マキロイ/英国)

「ヒデキはメジャー大会のチャンピオンになれるか? 間違いない。彼はアジアのゴルフにおける未来だ。彼の優勝を、アジアのすべての人が待っている」(アダム・スコット/オーストラリア)

「メジャー大会には魔物が住んでいる。しかし、その位置に一番近いベストプレーヤーがヒデキだ。悪いショットがなくなり、調子も安定している。トップに立つ準備が整った」(ジョニー・ミラー氏/元米プロゴルファー・NBCゴルフ解説者)

全米プロゴルフ選手権は10日に開幕…初日はポールター、エルスと同組

 同メディアによれば、松山は全米プロゴルフ選手権を迎えるにあたり、「最善を尽くすだけ。日本がメジャー大会の優勝を望んでいることは知っている。願わくば、誰かしらがそれを成し遂げてほしい。また、僕自身もそれを勝ち獲りたい」と語ったという。

 すでに現地では、休むことなく練習に汗を流し、大舞台への準備を進めている。初日は世界ランク63位のイアン・ポールター(英国)、同419位のアーニー・エルス(南アフリカ)と同組。果たして、松山は日本ゴルフ界の歴史に新たな1ページを刻むことができるのか。

 運命の一戦は現地時間10日に幕を開ける。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:2017/8/9(水) 19:45
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