ここから本文です

アスラポート・ダイニング、株主優待の改悪と同時に1株=4円の配当実施を発表! 配当+優待利回りは若干低下するが、配当による還元強化で魅力アップか

8/9(水) 20:50配信

ダイヤモンド・ザイ

 「牛角」「とりでん」などを展開する株式会社アスラポート・ダイニングが、2018年3月期の期末に配当を実施すること、および株主優待を変更することを2017年8月9日に発表した。

【詳細画像または表】

 まず、配当に関してだが、アスラポート・ダイニングは長期間配当を実施してこなかった。しかし、期末に「1株あたり4円」の配当を予定していることを発表。

 配当実施の理由については、「当社は株主に対する利益還元を経営の重要課題の一つとして認識しており、安定的な経営基盤の確保と株主資本利益率の向上に努めるとともに、経営上可能な限り最大の範囲で配当を行うことを基本方針としております。(中略)その中で、当社は業績が順調に推移しており、経営体質の強化と将来の事業展開に必要な内部留保を確保しつつ、安定的な収益基盤が確立されたと判断できることから、株主の皆様への積極的な利益還元を実施するため、平成30年3月期より、安定的な配当を実施していく方針といたします」とのことだ。

 配当の実施は歓迎すべき情報だが、同時に株主優待の改悪も発表されている。アスラポート・ダイニングの株主優待は、従来「500株(5単元)以上保有する株主を対象に、保有株数に応じて優待商品(カタログから選択)を年2回贈呈」という内容だった。

 今後も株主優待内容に変わりはないが、従来は年2回贈呈されていたところが、変更後は年1回となる。株主優待品は、500株以上~1000株未満の株主の場合、3000円相当のものが年2回(合計6000円相当)、1000株以上の株主の場合、6000円相当のものが年2回(合計1万2000円相当)贈呈されていた。

 変更後は株主優待品の額が半減するため、500株を保有していた場合は配当分を加味しても配当+株主優待利回りが2.48%⇒2.07%に悪化するので改悪と言える。しかし、わずか0.41%の差であれば、優待品による還元よりも、配当による現金還元のほうが利便性や自由度は高まるので、歓迎する個人投資家も多そうだ。

 この株主優待の変更は、2017年9月30日時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。

1/2ページ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ダイヤモンド・ザイ

株式会社ダイヤモンド社

10月号:8月21日(月)

定価730円(税込)