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あせも、かゆみ… 汗の肌トラブル防ぐ5つのコツ

8/10(木) 7:47配信

NIKKEI STYLE

 夏は、大量にかいた汗を放置した結果、あせも(汗の通り道が詰まることによって水ぶくれや皮疹ができる)や、かゆみ、肌荒れなどのトラブルに悩む人が増える。がまんできずについついかきむしって悪化させてしまうこともあるだろう。こうした事態に陥る前に知っておきたい汗対策を、大阪大学医学部皮膚科学教室准教授・室田浩之さんに聞いた。

■余分な汗を放置すると肌トラブルにつながる

――前回「『汗かき下手』は肌トラブルのもと 汗の意外な役割」で、汗には多くのメリットがあり、「汗をかくこと」と「かいたあとの汗」は区別して考えるほうがよいという話をしていただきました。

 そうでしたね。かいた瞬間の汗は「体温調節」のほか、皮膚表面で「保湿」「抗菌」などのメリットを発揮しますが、そのメリットは時間とともに損なわれます。余分な汗は残らず蒸発してしまうのが理想ですが、衣類の性質によっては蒸発しにくいものもあるし、夏場の高温多湿環境で汗の気化を期待しても難しいときもある。そうした結果、余分な汗が蒸発せず長時間放置されると、汗の出口が詰まってあせもができたり、皮膚表面のほこりなどと混じって刺激になり、かゆみなどの肌トラブルにつながりやすくなる、という話をしました。

■あせも・肌トラブルの予防と対策

――ではそうした肌トラブルが起きないための対策として、具体的にはどのようなことに気をつけたらよいでしょうか?

 「余分な汗を長時間皮膚に残さない」ことが大切ですから、基本的には、たくさん汗をかいたあとは洗い流す、濡れた衣類は着替えるなどの対策が必要です。ただし、すぐにシャワーが使えるような環境にはないことも多いですから、普段外出しているときなどは、次に挙げる(1)(2)のようなことを心がけてください。また、入浴時や入浴後に気をつける点については(3)(4)を、衣類の選び方については(5)を参考にしてください。

【普段気をつけること】
(1)手洗いは腕まで

 汗はシワになっている場所にたまりやすいので、手を洗うときに同時に手首、肘から腕あたりまで水で洗い流す習慣をつけるとよいでしょう。

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最終更新:8/10(木) 7:47
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